保育士がおさえておきたいweb面接とは？
やり方や注意点を紹介

Web面接のやり方と注意点を紹介します。転職時にWeb面接を受ける保育士や、今後園にWeb面接を導入しようと検討している保育士は必見です。

Web面接で必要な環境

Web面接を行う際は、インターネット・デバイス・マイク機能付きのイヤホンを用意する必要があります。PCや機材の準備が間に合わない場合は、スマホを利用するのも一つの手です。適切な通信環境と専用アプリがあれば、それだけでweb面接を受けることができます。

Web面接で使用するアプリを導入しておく

Web面接を行う場合は、使用するアプリを事前に導入しておきましょう。保育園側はWeb面接を行う数日前に、使用アプリを応募者側に知らせておくことが大事です。アプリによっては、導入の際に会員登録が必要な場合もあります。接続手順もアプリによって異なるため、前もって接続テストを済ませておくと安心です。

Web面接を受ける保育士は当日慌てないように、前日までにカメラの位置・明るさを確認し、接続テストを実施しましょう。特にマイクとスピーカーの機能が上手く働いているかを確かめるのが大切で、きちんと音が聞こえるか、話す言葉が相手に伝わるかどうかをチェックしておいてください。

Web面接は身だしなみをしっかり整えて

身だしなみをしっかりと整えてから、Web面接に臨むようにしてください。保育園側は応募者に良い印象を与えるために、応募者側はやる気を伝えるために、対面の面接と同じように身だしなみを整えておきましょう。保育士の服装に関しては、指定がなければスーツを着用するのが無難です。

相手の画面に映る可能性は少ないですが、万が一を考慮してズボンやスカートもスーツで揃えておきたいところです。相手側が立ち上がって挨拶してくれるケースもあるので、こちらも立ち上がることを考慮してスーツは一式揃えておきましょう。

ナチュラルメイクとまとめ髪で挑む

特に、Web面接を受ける保育士さんは、ナチュラルメイク・まとめ髪で挑むことをお勧めします。ナチュラルメイクやまとめ髪を業務上推奨している園が多いので、あえて華美に着飾る必要はありません。それよりも、逆光などで表情が見えにくくなっていないかどうかを確認しておくことが大切です。男性保育士の場合はひげを剃り、清潔感のある髪型で臨みましょう。

Web面接を実施する保育園側も、メイクや髪型には気を配る必要があります。まとめ髪ではなく、髪を結わずに面接を行った場合、応募者にだらしない印象を与えてしまう要因になります。しっかりと保育を行う環境が整っているとアピールするためにも、身だしなみはきちんと整えてからWeb面接を実施してください。

チャイムが鳴らないように気を配る

Web面接を行う日に、宅配を頼まないようにしておきましょう。Web面接中にチャイムが鳴ってしまうと、気まずい雰囲気になる恐れがあります。面接の妨げになるものはできるだけ排除し、集中して面接を受けられる環境を作っておくと安心です。

保育園側はチャイムを切る必要はありませんが、何かあった時の対応を誰がするか役割分担をしておきましょう。事前に他の保育士に声掛けをして、面接中に何かあった場合に代わりに対応してもらえる体制を整えておくことが大切です。

Web面接中に接続が切れた時を想定しておく

インターネットの接続状態が不安定になり、Web面接中に通話が終了してしまう可能性もあります。接続が切れた場合にどう対処するか、あらかじめ決めておくと当日慌てずに済むでしょう。保育園側は応募者の電話番号をメモに控えておき、応募者側は保育園や担当者の電話番号をメモに控えておくと安心できます。

Web面接もリアルでの面接も基本的には変わらない

Web面接もリアルでの面接も、基本的に質問されることは変わりません。どうして保育園に入社を希望しているのか、保育園で働くことになったら何をしたいのか、応募する理由を丁寧に伝えましょう。多少言葉に詰まっても、しっかりと話の筋が通っていれば、相手にきちんと伝わります。上手く話せなかったからと諦めずに、最後まで自分の言葉で考えて話すようにしてください。

Web面接は今後増えていく可能性も

Web面接は応募者に足を運んでもらう必要がないため、今後増えていく可能性があります。人手不足に悩んでいる保育園が、遠方に住んでいる保育士のUターン・Iターンを狙ってWeb面接を積極的に実施していくことも考えられます。Web面接を実施・受ける場合は、落ち着いて対話するように心がけましょう。内容は対面でのリアルでの面接とほとんど変わらないので、事前準備をしっかりとしておくことが大切です。相手に良い印象を与えるためにも、Web面接の準備は入念にしておきましょう。