子どもの五感を育む「はだし保育」のメリット・デメリット

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保育園で導入されている保育方法の中に、「はだし保育」というものがあります。文字通り、子どもたちが靴下や靴を履かずに、できるだけはだしで1日を過ごす保育方法なのですが、そこにはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。ここでは、「はだし保育」とはどんな特徴を持った保育方法なのかについてご紹介します。

はだし保育のねらいとは

足の裏を刺激することは、運動能力はもちろん脳の発達や体の成長にも良い効果をもたらすとされています。園内はもちろん、外遊びの時もできるだけはだしで過ごさせる「はだし保育」は、まさにその効果をねらった保育方法と言えます。ただ、導入方法はそれぞれの園で違っており、「暖かい季節のみ行う」「1年中行う」と「屋内のみ」「屋外もはだし」など様々です。しかし「はだし保育」の「子どもたちの健康的な体作りと五感を育む」というねらいは、どの園も共通しています。

はだし保育のメリット

メリット① 土踏まずの形成に役立つ

生まれたての赤ちゃんの足の裏は、基本的に土踏まずがありません。成長して歩き始め、足の裏が刺激されるようになると、土踏まずが徐々に形成されていきますが、最近では体を動かす機会があまりないなど、足の裏を刺激することが少なく土踏まずが作られにくなってしまいます。土踏まずは、身体全体のバランスをとりやすくし、足が疲れにくいよう作用する役割があります。はだし保育は、子どもの足に良い刺激を与え、土踏まずの形成に役立つというメリットが得られます。

メリット② 子どもの五感を養うのに役立つ

足の裏で直接、地面の感触や温度を感じる事が、子どもの五感を養うのに役立つとされています。またその感触から、「気持ちが良い」などの感覚を味わうことで、情緒を養うことにもつながります。

メリット③ 血行促進に役立つ

足の裏を刺激することで期待できる効果として、血行を良くしたり代謝を活発化させたりすることが挙げられます。血行が促進されると免疫力も向上するので、風邪をひきにくい健やかな体作りにも役立つと言われています。

はだし保育のデメリット

デメリット① ケガにつながりやすい

はだしで過ごすことのデメリットとして挙げられるのが、ケガにつながりやすいということでしょう。万が一床や地面に画びょうやガラスなど尖ったものが落ちていたら、それを踏んでケガをする可能性があります。

デメリット② 不衛生になる可能性がある

はだしでの生活は、足の裏に細菌や泥がついてしまうのが避けられないので、不衛生な状態になりやすいと言えます。子どもが足の裏を触った手で、ご飯を食べたり目をこすったりした場合、感染症にかかるリスクが高まってしまうこともデメリットといえるでしょう。

デメリット③ 靴下や靴に慣れない可能性がある

保育園に通園している間、はだしでいることに慣れてしまうと、小学校入学の時に靴下や靴に違和感を覚えてしまう可能性があります。例えば、履いた時に縫い目が気になったり、足の裏に直接伝わる感覚がないことに不安を覚えたり、という感覚を持つ場合もあるかもしれません。

はだし保育を行う際に保育士が注意したいポイント

はだし保育には、子どもたちに多くのメリットがありますが、デメリットがあることも確かです。そんなデメリットを極力避けるために、保育士としては次のような点に注意していくことが大切です。

無理のない範囲ではだし保育を取り入れる

はだし保育を行う際は、床や地面が直接肌に触れることを常に考慮して、無理のない範囲で行うことが大切です。例えば、夏の暑い日にアスファルトをはだしで歩くのは火傷の危険性があり、冬はしもやけの危険性があります。室内でもフローリングの床は冷えやすいので、気温に合わせて靴下をはかせるなど注意が必要です。そんなリスクを避けるために、保育士は状況を見ながら安全を確認し、安全にはだし保育を行っていくようにしていきましょう。

定期的に足の裏を拭いてあげるようにする

はだし保育中は、定期的に子どもたちの足の裏をタオルで拭いてあげるようにしましょう。足の裏を清潔に保つことで感染症予防になり、ケガがないかどうかのチェックも同時に行うことができます。

こまめに掃除を行い環境を整える

子どもたちがはだしで過ごす室内は、足のケガのリスクを低くするために、こまめにおもちゃやゴミが落ちていないよう掃除を行うことが大切です。屋外での保育ではケガにつながりそうな石や木の枝を取り除き、はだしで過ごせる環境を整えてあげるよう、十分に注意しましょう。

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