保育士転職の面接のコツ

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佐藤代表
取締役

保育士の転職活動における面接の基本情報

服装

服装は第一印象を決める大事なアイテム。改めてチェックしておきましょう。
まず、学生の頃に比べて華美になりがちだったり、逆に主婦からの再就職だと質素すぎたりすることがあります。園の雰囲気にもよりますが、スーツ着用が基本です。但し、20代まででしたら、リクルートスーツでも問題ありませんが、ある程度の年齢になるとリクルートスーツはかえって違和感を与えます。社会人として年齢相応の服装を選んでください。ほとんどの園で、服装自由としていますが、事前に園の雰囲気を調べてから決めましょう。

感染症対策

マスク、消毒液は忘れずに持参します。マスクを外す場面がないとも限りません。外したマスクを机に置かないように、マスク入れも用意するとスマートです。マスクで化粧が落ちることを想定して、口紅は薄めにすることをおすすめします。

事前準備

  • 訪問先の園のホームページを隅々まで見て、行事や経営方針などを確認しておきます。
  • 面接場所までの交通、所要時間を確認して、電車の遅延なども考えて早めに出かけます。
  • 担当者の名前と連絡先を控えておく。万が一遅刻しそうな時は、お詫びとともに早めに連絡します。
  • 必要な持ち物(応募書類、筆記具、メモ帳、スケジュール帳、携帯電話、交通カード、ハンカチなど)

面接でチェックされるポイント

転職活動で避けては通れない面接に対して、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。面接をクリアするためには、あらかじめ対策をしっかりと立てておくことが大切です。そこで、面接でチェックされている5つのポイントを解説します。

人柄やコミュニケーション能力

年齢や経験関係なく見られるのが、「応募者の人柄」や「コミュニケーション能力」であるといえるでしょう。これは、子どもたちや保護者、また他の保育士との信頼関係を築く上でこの2点は欠かせない要素であるため。

笑顔で明るい対応を心がけることは保育士としての基本と言えますが、他の人としっかりとコミュニケーションを取れるかどうか、という点もチェックされます。例えば、面接ではあらかじめ用意してきた文を話すだけではなく、しっかりと相手の質問を受け取り、何を聞かれているのかを汲み取った上で自分の考えを伝えようとしているか、すなわち「会話のキャッチボールができるかどうか」という点は大切なポイントとなるでしょう。

面接で、明るくハキハキとした印象を相手に与えられたことが採用に結びついた、というケースは多く見られます。実際の面接では緊張もピークに達しているかもしれませんが、笑顔を忘れずに受け答えできるように対策をしておくことが大切です。

熱意や積極性が感じられるか

応募者と話をする中で、「熱意や積極性があるか」という点も、面接官が注目するところです。

このことから、「将来的にどのように成長したいか」「キャリアプランをどう考えているか」など、保育士として働く上での目標をしっかり持つことは大切であるといえます。さらに、面接で自分の目標に沿った志望動機を話すことで、仕事に対する熱意や積極性を伝えられます。

熱意を伝えるためには、志望動機をしっかりと伝えたり、自分が目指す保育士像をはっきりさせておくことが大切。また、目標を持っているだけではなく具体的にどのように取り組むのか、「教えてもらう」という意識ではなく自ら取り組む気持ちを持っているかといったことについて説明できることも大切といえるでしょう。

熱意や積極性については、経験が浅い保育士の場合は特に注目される部分。しかし経験年数が長い場合でもチェックされる部分ですので、改めて考えておきたいポイントといえます。

職場の雰囲気や環境に合うかどうか

面接官が重視するポイントとして「その施設の雰囲気や環境に合うかどうか」という点があります。これは、応募者としてはなかなか対策が取りにくい要素に感じてしまうかもしれません。しかし、その職場に馴染んでイキイキと仕事ができるかどうか、という点を見ているとも考えられますので、人柄の良さやコミュニケーション力などをしっかりとアピールすることによって、「うちの園に合わない」と面接官が感じてしまう要素を減らせるといえるでしょう。

対策をする場合には、採用情報などに掲載されている「求める人材」や「園の方針」を確認しておくことをおすすめします。この点をチェックしておくことで、どんな人材を求めているのかをある程度把握できますし、面接を受ける際にふさわしくない回答をしてしまうことを避けられます。

例えば、自分が持っている保育に対する考えが施設の方針とかけ離れていないか、という点はよくチェックしておきたい部分です。また、あらかじめ職場見学ができる園もありますので、一度雰囲気を体感しておくのも対策として有効といえるでしょう。

今までの保育者としての経験・知識

保育士として転職する上では、これまでの保育士としての経験や知識をみられます。これは、中途採用の場合は即戦力として活躍することが求められるため。これまで保育士として経験してきた内容を面接でしっかりと話せることは、転職活動では大きなアピールポイントになります。

面接で話をする際には、「これまで、保育士としてどのような点に力を入れてきたか」「これまでの経験を活かして、どんな保育をしたいと考えているか」という点をしっかりと伝えたいもの。面接官はこのようなエピソードから、求めている経験やスキルを持っているか、即戦力になれる人材かどうか、といった点を見ています。

伝え方のポイントとしては、ただ単に経験したことを伝えるのではなく、具体的にその経験によってどのようなことを学んだのか、そしてどう活かしていきたいかといったことまで話をつなげると良いでしょう。

退職理由・転職理由

以前の職場の退職理由や、なぜ転職をしようと考えたか、という点は非常にチェックされるポイントです。転職活動をする上では、「なぜ前の職場をやめたのか」といった質問は必ずされると考えておいてほぼ間違いありません。

これは、面接官が「長く活躍してくれる人物か」「再度すぐに転職するリスクはないか」といった点を見ているため。やはり採用するからには長く働いてくれる人材であってほしい、と考えています。そのため特に転職回数が多い場合には、経歴に一貫性があるかどうかといった点を厳しくチェックされている、とあらかじめ頭に入れておきましょう。

面接時に転職理由を聞かれた際に、その職場に対する不満や愚痴を挙げてしまうのはNG。また、退職理由と転職理由に矛盾がないか、という点も見られるため、前職を辞めた理由をしっかりと自分で説明できるようにしておくことが大切です。また、今回転職することによってどのようなことを実現したいのか、という点も話せるよう準備しておきましょう。

よくある質問

  • 「保育士を目指した理由」
    保育士として仕事する上で、必ず聞かれる質問と言っても良いでしょう。例えば保育士を目指したきっかけが学生時代にあるのであれば、その時のエピソードを話してください。あまり長くなりすぎず、コンパクトにわかりやすく説明するようにします。
  • 「転職理由」
    転職活動をする上では、必ずと言っていいほど聞かれる内容です。面接官側は転職をしたいと思った理由を聞くことにより、長期間活躍してくれる人材か、採用してもすぐに辞めてしまうということはないか、といったことをチェックしています。「こんなことをやりたいから」など、前向きな理由であればマイナスイメージを持たれにくいでしょう。
  • 「これまでの経歴を簡単に」
    履歴書に記載している内容ですが、面接でも多く聞かれる内容です。内容を正確に、そして長くなりすぎないように練習しておきましょう。これまでどのような経験をしてきたか、という点について伝えられるようにします。
  • 「自己PR」
    熱意や積極性を伝えられる質問です。履歴書などにも自己PRを記載する箇所がありますので、内容がずれてしまわないように注意が必要。仕事に対するやる気が面接官に伝わるように話すことが大切です。
  • 「あなたの長所、短所を教えてください」
    面接官は、応募者が自己分析できる人か、という点をチェックしています。自分の強みと課題をしっかりと把握し、説明できる人はしっかりと自己分析できる人であるという印象を与えられます。また、短所についてはどのように改善していくか、という点も伝えましょう。
  • 「前職での成功体験と失敗体験を教えてください」
    前職でうまくいったこと、また失敗したことを単純に答えるのではなく、その体験からどのようなことを学んだのか、という点まで答えるのがポイント。また、企画力やコミュニケーション能力など、自分の強みなどと絡めて答えられると良いでしょう。
  • 「保育士として心掛けていることは?」「将来どんな保育士になりたいですか」「仕事をするうえで大切だと思うことはなんですか?」「どのような場面で仕事のやりがいを感じますか?」
    仕事観や保育観を見るための質問です。将来的な目標がしっかりしていると、保育士という仕事に対して熱意ややる気を持っている人物だ、という印象を与えることができます。また、目標に対してどのように取り組もうとしているか、ということを伝えることも大切です。

こんなときどうする?面接のあれこれ

うまく答えられなかった!

相手によっては、思ってもみなかった質問をされることもあります。質問にうまく答えられなかったからと、落ち込んでうつむいてしまわないようにしましょう。答えの内容よりも、表情態度の方が評価されがちです。

リモート面接のコツ

昨今の転職スタイルの変化により、リモート面接を行う所も出ています。リモート面接の時には、背景に生活感がでたり家族が横切ったりしないように、気を付けます。

顔の正面下方からライトを当てると、顔色がきれいに映って、いい印象となります。途中で、通信が途切れないように、電波状況のいい場所を選んでください。さらに、携帯電話を使う場合は、画面がふらつかないようにスタンドなどで固定させて行うと良いでしょう。

監修:Simple株式会社からワンポイントアドバイス

佐藤さん

しんぷる
保育
佐藤代表
取締役

comment

面接では、「その保育園のよい部分をみつけること」「興味があり、意欲が高いこと」をお伝えするのがポイントです。

「ここがちょっと微妙だな。。。」と思った状態で面接をしてしまうと、面接自体、面白くない無駄な時間になってしまいますし、採用担当からの評価も下がってしまいます。「ほかも見てみたいな。」という考えは問題ありませんので、「まずは、その面接で、先方に敬意を払う」必要性があります。

また、「とっさにでてしまう嘘」にはお気をつけください。ご自身の信用を失うことになりますので、パニックになった時にこそ、できるだけ正直にお話ください。正直さや素直さがあれば、それに理解を示してくれるあたたかい保育園には高く評価されることもあります。

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