子どもの個性と能力を伸ばす★シュタイナー教育とは

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保育園や幼稚園と言った保育の現場では、様々な幼児教育法の中から、園が選んだ方法で子どもたちの保育に当たっています。シュタイナー教育も、数多くの教育法のひとつ。モンテッソーリ教育などと同様、幼児教育の中でも注目されているため、導入している保育施設も少なくありません。それでは、シュタイナー教育とはいったいどのようなものなのか、ご紹介します。

シュタイナー教育とは

シュタイナー教育とは、オーストリア出身の哲学者であるルドルフ・シュタイナー氏が、自身の人間観に基づいて提唱した教育思想の総称です。1919年にドイツで最初のシュタイナー学校「自由ヴァルドルフ学校」が設立されたのを皮切りに世界に広まっていき、日本にも1980年代から導入されるようになりました。

シュタイナー教育の目的

シュタイナーは、文化的・知的に自由な人生を送っていくためには、自由な人間を育てる場所(学校)が必要だと考えました。そのためシュタイナー教育では、「何事にも囚われない自由な精神を持った」人間を育てることが目的となっています。保育士がこの教育法を実践していくにあたっては、子どもたち一人ひとりの個性を尊重することで個人の持つ能力を引き出し、それを社会の中で活かせるように導いていくことが大切となるそうです。

シュタイナー教育の特徴

シュタイナー教育では、「体」「心」「頭」の順に子どもを育てていくことで、バランスのとれた人間を育成することを目標としています。そのため、年齢ごとに適した能力を身に付けて成長していく、というのが根本の考え方になっているそうです。その考え方に沿って教育ができるよう考えられたのが「人を形成する4つの構成体」と「成長の節目は7年周期」で、シュタイナー教育の基であり特徴となっています。

    人を形成する4つの構成体
  • 物質体(0歳):重力に従って落下する物体としての特性があり、人の体そのものを指す
  • 生命体(7歳):成長や繁殖の力が育まれていき、重力に逆らって上に伸びようとする
  • 感情体(14歳):欲望や感情を表す喜怒哀楽と言った心の動き
  • 自我(21歳):「私」という意識を持って、自分で考えたり言葉を話したりする要素
    成長の7年周期
  • 第一期「0歳~7歳」:健康な体を作りながら意志の力を育んでいく期間です。遊びなど様々な動きを通して、身体をしっかり動かせるようにすることで、子どもの創造性や行動力を育み、規則正しい生活を身に付けさせていきます。
  • 第二期「7歳~14歳」:心の成長を育んでいく期間です。学びに関心を持ち始めるため勉強に重点を置き、知識の吸収と感情の土台を作ってから思考力を育みます。
  • 第三期「14歳~21歳」:頭を育てる期間です。知識を吸収するだけでなく、思考力を働かせて知力や判断力を培っていくことで、真の自立した大人になることを目指します。

保育園に通う乳幼児期の子どもは、シュタイナー教育では「体を作る」時期に当たります。そのため、お勉強ではなく芸術に触れながら体を動かすことが保育の中心となります。

シュタイナー教育のメリット・デメリット

幼児教育の一つとして注目されるシュタイナー教育ですが、やはりメリットだけではなくデメリットもあることが指摘されています。では、どんなメリットやデメリットがあるのか解説します。

メリット① 音楽や芸術に触れられる

シュタイナー教育では、音楽や芸術に触れることで子どもたちの成長を促していくので、より想像力や芸術性を高められ、豊かな感受性が身につくメリットがあるとされています。

メリット② 自立心が育まれる

シュタイナー教育では、自分で考え行動できるようになれるよう、幼児期から子どもが自分で決断する機会があります。こうして決断力や自立心が養われることも、シュタイナー教育のメリットとして挙げられています。

メリット③ 個人の才能を伸ばせる

シュタイナー教育の基本となるのが、子どもたち一人ひとりの個性を重視していくことです。そのため、芸術的な感覚を養っていくシュタイナー教育では、子どもの才能を伸ばす機会が多いこともメリットの一つになっています。

デメリット① 一般的な学習が遅れる可能性がある

シュタイナー教育の方針はとても独特であるため、一般的な保育園や幼稚園で行っているカリキュラムとは大きく異なる面があります。そのため、卒園後にシュタイナー教育を行っている学校でなく、一般的な小学校に通う場合は学習面で遅れが出る可能性もあります。

デメリット② 子どもたちの生活に制約がある

シュタイナー教育を行っている保育園などでは、極力外部からの刺激のない環境を整えることが重要となるそうです。そのため、保育園でテレビや絵本、映画などを見せなかったり、保護者にも家庭での生活について相談があるなど、子どもたちの生活を制限されることがあります。

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