主体的な学び方★アクティブラーニングってどんな学習法?

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近年では日本でもグローバル化が進んでおり、「課題について自ら考え、解決に向けて行動できる人材」の育成が重要視されるようになってきました。そんな中で子どもの教育法として注目されているのが、「アクティブラーニング」という学習方法です。そこで、なぜアクティブラーニングが注目されているのか、その内容やメリットなどについて調べてみました。

アクティブラーニングとは

アクティブラーニングとは、子どもが「主体的」「対話的」「深い学び」の3つの視点を持って自ら学んでいく「能動的学習法」です。学習の目標は、子ども自身が興味のあることを自分なりに学びながら、積極的に学ぶ楽しさを理解し、課題を自分で解決できる力や姿勢を身に付けさせることにあります。アクティブラーニングの導入は大学や専門学校から始まり、小・中・高校でも実践されるようになり、最近では幼児教育でもその学習効果が注目され、導入する保育園や幼稚園が出てきているそうです。

アクティブラーニングのメリット

アクティブラーニングは、子ども自身が自ら積極的に学んでいく「能動的学習法」ですので、学習は子どもたちが主体となる体験型授業となります。そんなアクティブラーニングでは、次の3つのメリットが得られることが期待されています。

メリット① 自分から積極的に学ぶ力

子どもたち自身が中心となって授業を進めていくため、自然と主体性を持って積極的に学んでいく力が身につくとされています。

メリット② 周囲の人と協力し合う力

お友達など自分の周囲の人と関わり、協力し合って授業を進めていくことで、自然と協調性が育まれていきます。

メリット③ 新しい課題に気付き、自ら解決する力

他の人と話し合う中で自分とは違う新しい価値観や考えを知ることで、多くの視点から物事を考えられるようになると同時に、問題解決能力が養われていきます。

アクティブラーニングが幼児教育で注目される理由

グローバル化に伴う人材育成に適したアクティブラーニングは、最初大学や専門学校で導入され、続いて中高・小学校でも導入・実践されるようになってきました。そこからさらに進み、現在では「幼児期」の子供の成長を促すためにも、アクティブラーニングは良い影響をもたらすのでは、と注目されるようになってきたのです。幼児期の子どもの脳は、「遊び」という自発的な行動をしている時、非常に活発になり多くの情報を吸収し、様々なことを学んでいます。つまり、幼児期に自分から積極的に「遊び」という「学習」を多く体験することで、自発的に課題に取り組む姿勢が構築されることが期待できるのです。そのため、幼児教育としてアクティブラーニングを導入し実践することが、子どものその後の学習に良い影響をもたらすと注目されています。

保育現場でのアクティブラーニングの実践例

アクティブラーニングは、保育現場の様々なシーンで実践していくことができます。子ども自身が積極的に行動していくことが、学習のポイントとなるので、保育士はよほどのアクシデントがない限り、子どもたちの行動を見守ってあげるようにしましょう。

砂場遊びでの実践例

    主体的な視点の学び
  • 「大きなお風呂を作ろう」という発想から、「5人くらい入れるお風呂」「シャワーもつけたい」「本物みたいに水を入れよう」など、自らアイデアを出して遊びを展開していく。
    対話的な視点の学び
  • 自分がやっていることや思いをお互いに伝えあい、お友達と協力して役割分担をしながらお風呂を完成させていく。
    深い学びの視点の学び
  • 作業を進めていく中で「穴を固めないと崩れる」など新たな課題に遭遇することで、素材に関心を持ったりと、遊びの中で新たな気づきを得る。

ジャンケン落ち葉集め(ネイチャーゲーム)での実践例

    主体的な視点の学び
  • ジャンケンをして勝ったら落ち葉を1枚拾い、負けたら別の子とまたジャンケンをしていくゲームなので、子どもは主体的にどんどん相手を変えてジャンケンをし、落ち葉を拾っていく。
    対話的な視点の学び
  • 5枚ほど拾えたら一旦ゲームを終了し、お互いに拾った落ち葉を見せ合って、同じ種類に分類していきます。
    深い学びの視点の学び
  • 分類していくうちに、落ち葉にはいろいろな形や色があることに気付き、「葉は何で色が変わるのかな?」「どうして落ちるのかな?」など、新たな疑問や関心を持ちます。

「新しく学ぶことは楽しい」と思ってもらいましょう

グローバル化が進む日本で、今後も「自分で考えて発展した行動ができる」人材は求められ続けていくでしょう。そうした人材育成の基礎となる幼児期に「新しく学ぶことは楽しいこと」と思ってもらえるよう、アクティブラーニングを活用した「遊び」という体験学習をたくさんさせてあげることをおすすめします。

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