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保育士さんが知っておくと便利な「新年度の準備内容と注意点」を紹介します。初めて新年度の準備をする保育士さんは、下記を参考にして用意してみてください。
新年度に準備するものを紹介します。新年度の準備に悩んでいる保育さんは、下記の準備を早めに進めていきましょう。
新年度に向けて、職員の役割について確認しておきましょう。会議を設けて、各々の役割分担をしっかりと決めておくことが大事です。また、新年度から働く保育士さんがいる場合は、あらためて保育理念や保育内容を確認する必要があります。保育園の暗黙のルールをなくし、どのようなスケジュールで何を進めていくのか具体的に周知しておくと、意見の食い違いが起こる心配がなくなるでしょう。
新年度が始まる前に、次年度の年間計画と指導計画を立てる必要があります。年間計画や指導計画は、適切な保育を行うための基礎資料となるため、念入りに時間をかけて作成することが重要です。
園だよりを作成し、今年度の目標やスケジュールを記載しておきます。また、4月から登園がスタートする園児もたくさんいるため、園児や保護者の不安を取り除けるような挨拶を記入しておくようにしましょう。
1年間指導計画に沿って保育を実践できたか、保育記録を振り返り、子ども一人ひとりの成長記録をまとめます。1年間の子ども達の姿を要録にまとめて、次年度の担任に引き継げるようにしておきます。
次年度に使う教材の発注を済ませて、園児一人ひとりのプロフィールを把握します。性別や名前の読み方を間違えないように、時間をかけて少しずつ覚えておきます。特に、子どもの顔と名前が一致するまでは時間がかかるものなので、早い段階から覚えていくようにしましょう。
入園式の飾りつけの準備、保護者がつけるコサージュなどを用意します。飾りつけには時間がかかるので、手が空かないときはコサージュの用意を保護者会に準備してもらうという手もあります。園によっては保護者会が積極的に準備に参加しているところもあるため、例年どうやって準備しているかは確認を取るのがおすすめです。
新年度に向けて、新しい担任に業務を引き継ぐ必要があります。特に、加配制度を利用する園児がいる場合など、保育士のサポートが必要となる園児の情報を共有することが大事です。園によって発達状態が気になる子どもがいても、加配の先生をつけるのは難しいケースもあるでしょう。人員を割くのが難しい園こそ、入念に子どもの発達状態や注意事項を伝達しておくと、引き継ぐ保育士も気に掛けられるようになります。
園児の既往歴やアレルギーの情報は、新しい担任に必ず引き継がなければなりません。何かあってからでは遅いので、園児に関する書類はもちろんのこと、前任者から話を聞いて情報を引き継ぎましょう。
園児が安全かつ快適に過ごせるように、園設備の点検は必ず行いましょう。生活動線や避難経路の確保、緊急時の対応など、二手三手先を考えて環境を整備しておくことが大切です。また、保育室や、普段は手が行き届かない場所の掃除も行う必要があります。絵本やおもちゃの消毒も念入りにしておき、ケガや感染症を未然に防ぎましょう。
自分たちで入念にチェックするのが難しい場合は、清掃を外注するのも一つの手です。実際に、保育士の負担を軽くするために、定期清掃を依頼している園もあるので、一度相談してみても良いかもしれません。トイレの尿石除去を依頼する際に、あわせて室内清掃を依頼しているところもあります。
新年度の準備をする際は、日程がギリギリにならないように注意しましょう。卒園式の後も保護者は仕事があるので、3月29日・30日まで子ども達が登園してきます。なかには協力保育日を設けて新年度の準備のために休園するところもありますが、開園しながら作業を行う保育園が多いようです。スケジュールを調整して作業を進めないと、新年度に間に合わなくなり、持ち帰り仕事や残業が増えてしまうので気をつけてください。
卒園式や入園式と、新年度の準備には手間も時間もかかります。飾り付けや引継ぎ業務などで、省ける作業はないか見直してみることが大事です。たとえば、飾り付けを作る際は一枚一枚丁寧に切り抜く方がキレイに仕上がりますが、重ね切りをすると大幅に時間を削減できます。業務効率を見直して、準備を早く進められるように改善を図りましょう。
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