保育士の長期休暇事情

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近年、さまざまな業界・業種で私生活と仕事を共に充実させるワークライフバランスの考え方が浸透しつつあります。ここでは中でも保育士にスポットライトをあて、長期休暇はあるのか?GWや夏休み、冬休みはどうなっているのか?などを解説します。

保育園に長期休業期間はある?

小学校や中学校には夏休みや冬休みのような長期休暇があり、子どもたちはそれを楽しみに過ごします。しかし保育園では基本的にそういった長期休暇はありません。保育園の多くでは年末年始と日曜日・祝日が休園日となっており、それ以外は基本的に開園しています。理由としては保育園・保育所は児童福祉法に基づく保育施設であり、その目的が「保育に欠ける乳児または幼児を保育すること」であるためとなっています。保育園に長期休業を設けてしまうと保育が出来ない状況が続くこととなり、その保育園・保育所としての目的を果たせなくなってしまいます。

1年のうち休園日が少ないというこの状況により、保育士は長期休暇が取りづらくなっています。ただでさえ人員不足が叫ばれる業界である中、1人の保育士が長期間休暇を取ることは現場に大きな負担を与えてしまうためです。一方で幼稚園は夏季・冬季・学年末に「休業日」が文科省によって定められており、出勤日や研修日を除くと休暇を取ることが可能になっています。

保育士の夏休み事情

保育所・保育園には夏休みがないため休みが取りづらい、と解説しましたが、保育士は休暇を全く取れないのでしょうか。結論からいうとそんなことはありません。多くの企業ではいわゆる「盆休み」として、8月の13日から15日あたりにまとまった休みを取ることがあります。しかしこの期間も保育所は開園しています。家庭の事情などで登園する子どもが少なくなることはあっても、園として休むことは基本的にないでしょう。

保育園で働く保育士たちはこの期間も出勤しますが、その周辺で順番に休みを取ることがあります。3日間程度の固まった休暇を交代で取り、多めに休む方や少し時期をずらして休む方もいらっしゃいます。近年では「働き方改革」と謳われる影響もあり、夏季休暇を福利厚生に盛り込む事業者も増えているようです。帰省・里帰りや旅行・キャンプ、自宅でのんびり過ごすなど、過ごし方は人それぞれですが、元気に働くためにも休息・休暇は必要です。

保育士の冬休み事情

夏休みに引き続き、冬休みはどうでしょうか。冬休み期間は12月の下旬から1月の上旬にかけてですが、先に解説した通り年末年始には保育園が休園になることが多いです。大体12月29日頃~1月3日頃までが休みになり、これは保育園そのものが休園になる数少ない機会となっています。もちろんこの期間は子どもたちの登園がありませんので保育士も休める貴重なタイミングになります。人によってはこの休み期間に有給休暇を組み合わせ、長期の休暇を取るケースもあります。

ただしそんな時期だからこそ子どもを預かって欲しい、という保護者からのニーズも一定数あるため、認可外の保育園ではサービス重視のために年末年始もオープンしている園も多くあります。認可保育園であっても自治体や園によって受入対応を行っていることがありますので、その場合には保育士も出勤することとなります。年末年始に仕事があるような保護者の方からすると、そんな時期でも子どもを預かってもらえるのはとても助かるでしょう。

保育士のGW(ゴールデンウィーク)事情

認可保育園は基本的に日曜日と祝日が休園日になりますから、土曜日・日曜日・祝日で構成されるゴールデンウィークも休園日が多くなるでしょう。土曜日は基本的に開園日ですから通常通り保育が行われることとなりますが、暦次第ではうまく連休を取れる年もあるかもしれません。

また、ただ暦通り休むだけではなく有給休暇をうまく組み合わせて大型連休にすることも可能ではありますので、休む期間を長めにとって帰省や旅行などに行く保育士の方もいらっしゃるのではないでしょうか。ゴールデンウィークの休みがどうなっているかどうかは、カレンダーをしっかりとチェックしておくようにしましょう。

長期休暇の取得は不可能ではない

現場で働く人たちからすると「他の人に迷惑がかかるから休めない」と思うことも多いでしょうが、休むことは労働者の権利です。人手不足という業界でもあるので非常に休みづらいと感じるかもしれませんが、職場としては「必要に応じてしっかりと休暇を取れる」環境が理想的であり、働くスタッフたちでその環境を実現することは可能です。労働基準法では年次有給休暇を与えなければいけませんし、年に5日は有給休暇を取るよう推奨する義務もあります。

こういった休暇の取得を推進するためには事業者としての理解に加え、スタッフ間での思いやりがとても重要になります。「休まず働くことが偉い」という前時代的な考え方はもはや古く、「休む時は休み、働くときにしっかりと高いパフォーマンスを発揮する」方がはるかに重要とされています。職場の雰囲気もあると思いますが、自分がしっかりと休むためにも他の人の休みを確保してあげる、という相互助け合いの考えを持ちながら、よりよい職場環境を求めていきましょう。

長期休暇を取得する方法

みんなで助け合うことで順番に休暇を取ることはできますが、そもそもの人数が少なすぎる場合には難しいでしょう。そういった場合には転園することを検討してみてはいかがでしょうか。福利厚生として長期休暇が取れる環境を提供している事業者もあります。しっかりと求人情報を見定めて、仕事とプライベートの両立を図れる環境を模索しましょう。

また、保育園ではなく幼稚園に転職するのも一つです。基本的には春休みや夏休み、冬休みという長期休暇期間には休園日がありますので、その期間に自分も長期休暇が取れる可能性があります。

さらに「働き方を見直す」という意味において、派遣で働くのも一つの方法です。派遣保育士として一定期間働いた後、働かない期間を設けてやりたいことをやるのも有りでしょう。いずれにしても一長一短ですので、自身の実現したい人生設計プランを踏まえ、優先順位を決めながら働き方を考えていきましょう。

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