子どもの戦いごっこは賛成?反対?
保育の際に考えてほしいこと

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あなたは、子どもが「戦いごっこ」をすることに賛成ですか?反対ですか?戦いごっこと聞いて、「危ない」「乱暴」と感じる保護者や保育士さんも多いのではないでしょうか。本気で向かってこられると、大人でもちょっと痛くてつらいですよね。しかし、戦いごっこは悪いことばかりではありません。今回は、戦いごっこについて考えてほしいことを紹介します。

葉っぱを持ちヒーローになりきる子どものイメージ

子どもが戦いごっこを始める要因

子どもが戦いごっこをする理由として、次の2点が挙げられます。

集中できる遊びが見つけられない

子ども自身が遊びに集中できない場合、戦いごっこを始めようとする姿が見られます。クラスを思い浮かべてみてください。お絵描きやブロック、おままごとなど、自分の好きな遊びを楽しんでいる子どもは、戦いごっこではなく、好きな遊びを満足するまで遊んでいませんか?一方、好きな遊びを見つけられない、遊びが長く続かない子どもの場合、お友だちに「ちょっかい」をかけてしまっているのではないでしょうか。いわば「手持ち無沙汰」の状態なのだと考えられます。イマイチ遊びに集中できないために、戦いごっこを始めるケースが少なくありません。

ヒーローは子どもにとって魅力的

園児にとって「ヒーロー」や「ヒロイン」は強く優しくカッコいい憧れの存在。マネしたくなる子どもも多いですね。今はテレビや動画で簡単に何度でも見られること、子ども同士がイメージを共有しやすい点も、戦いごっこが始めやすい要因でしょう。「変身」といえば、だれもが「仮面ライダー」や「〇〇レンジャー」になったとわかるのです。男女問わず共通認識ができ、友だちさえいれば始められる戦いごっこは、手軽にできる遊び。子どもたちが始めてしまうのも、ごく自然なことなのです。

戦いごっこから学べること

一見、乱暴そうに見える戦いごっこですが、子どもたちは戦いごっこから学んでいるものもあります。たとえば、力を加減する「手加減」。どこまで強く叩いたら、相手を傷つけてしまうか、どこまでなら楽しく遊べるか、実際に体感しながら学んでいます。「痛い!」とお友だちが嫌がったり、泣いてしまったりすると「あ、強く叩きすぎたな」などと気づきますよね。また、友だち同士で役柄を決め、相談しながら遊ぶことで協調性も育ちます。「ただ一方的に叩いている」状態は戦いごっこではなく、暴力なのでもちろん止めるべきですが、戦いごっこそのものを悪と決めつけ、はじめから禁止にしてしまう必要はないのではないでしょうか。

戦いごっこの対策

「危ないから禁止ね」と大人側で禁止にしてしまうのは、おすすめしません。とはいえ、子どもがケガをしないか心配な気持ちもありますよね。そこで対策を紹介します。

あらかじめルールを決めておく

戦いごっこの際のルールを、あらかじめ決めておきましょう。たとえば、下記のようなルールを決めると、怪我や傷につながるリスクを軽減できます。

  • 木の枝や、先端の細い棒など、目に入る細さのものは使わない
  • 人を傷つけるような言葉はいわない
  • お友だちが「いや」「やめて」といった際にはすぐにやめる
  • 遊具のうえではしない

細いものや金属は、危険ですね。木の枝に限らず、折り紙で作った「手裏剣」や、新聞紙で作った「剣」なども目のなかに入る危険性があるので、使用しないよう子どもたちと約束しましょう。人を傷つけるような言葉もNGですね。ただの暴言になっている場合は、保育者が間に入り止めましょう。また、保育士がすべてのルールを決めるのではなく、子どもたち自身に決めてもらうのも手です。「話し合い」の場を作り、子どもたち自身でルールを決め、守っていく大切さを知らせるのも重要です。

保護者にも伝える

家庭でも戦いごっこをするシーンはあると思います。その場合、大人側も痛かったら痛いと子どもに教えることが大切です。小さい子どもが相手だから…と、大人がずっと我慢していると、「強く叩いても大丈夫なんだ」「この強さでも許されるんだ」と、手加減を学ばないまま叩き続けてしまいます。これでは、いずれ子ども自身が苦労してしまうことにもなりかねません。痛いなら「痛いからやめて」と真剣に伝え、それでも叩いてくるなら「じゃあ、おしまいね」と切り上げることを保護者にも伝えていきましょう。「相手が嫌がることはしてはいけない」と、しっかり教えてあげるのも、子どものためです。

まとめ

「戦いごっこは危ないから禁止」と、禁止にしてしまえば、たしかに安心かもしれません。ただ、戦いごっこを始めてしまう背景には「おもちゃに新鮮さがなく、飽きている」「楽しい遊びがない」といった環境設定の問題も隠れている場合が多いです。子どもたちにとって魅力的な遊び、楽しい遊びがあれば、戦いごっこは自然にしなくなっていきます。なくすのではなく、うまく付き合える方法を工夫していきたいですね。

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