保育士におすすめの本を紹介

ここでは、保育士におすすめの本を紹介していきます。仕事に行き詰ったときは、以下の本を読んで心機一転、キャリアアップやスキルアップに向けて取り組んでみてはいかがでしょうか。

新人保育士におすすめの本を紹介

新人保育士におすすめの本を紹介します。業務が上手くいかないと悩んでいる保育士はぜひ参考にしてみてください。

1. 新人保育士のきほん

「新人保育士のきほん」は、現場の声から生まれた一冊で、新人保育士が知っておきたい保育現場の基本を教えてくれます。仕事の流れから保護者の顔を覚えるコツ、おたよりを書くポイントなど、新人保育士つまづくポイントを分かりやすく解説しています。手元に一冊用意しておくと、保育現場に馴染みやすくなるでしょう。

著者	中野悠人、山下智子
出版社	翔泳社
発売日	2016/11/18

2. 保育の現場ですぐに役立つ 保育士の基本スキル

「保育の現場ですぐに役立つ　保育士の基本スキル」は、新人保育士を待ち受ける様々な試練に対応する術が紹介されています。場面ごとの考え方のコツが、イラスト付きで解説されているため、活字が苦手な保育士もサクサク読み進めていけるでしょう。

著者	橋本圭介
出版社	秀和システム
発売日	2017/12/22

中堅保育士におすすめの本を紹介

ある程度経験を積んだ、中堅保育士におすすめの本を紹介します。スキルアップを図りたい時は、本で身につけた知識を活用してみましょう。

1. 改訂版 保育で使える 文章の教科書

「保育で使える 文章の教科書」は、保育現場で必要な文章力を鍛えられる本で、読むと書き方のコツを知ることができます。指導計画・連絡帳・おたより・メール・ブログ・クラスボードの文例集が載っているので、保育現場で文書を書く際の参考になるでしょう。文書を苦手としている保育士は、書き方のコツを知っておくと、事務仕事の効率化が図れるのでおすすめです。

監修	木梨 美奈子
出版社	つちや書店
発売日	2020/12/1

2. 保育者ができる 気になる行動を示す幼児への支援

「保育者ができる 気になる行動を示す幼児への支援」は、様々な保育事例が掲載されている本で、子どもの問題を解決するための糸口を見つけられます。泣いた園児に関わったことで余計に泣かせてしまったり、園児に指示が通らなかったりと、日常的に起こりうる問題への対処方法が解説されています。保育の基礎知識を身につけた後の次の段階として、取り組みたい内容が満載です。

著者	永冨大舗
出版社	学苑社
発売日	2021/2/25

3. 保育で使える言葉がけ

「保育で使える言葉がけ」は、保護者との対話のコツや、園児への適切な言葉がけの事例が掲載されている本です。NG例も解説されているので、どのような言葉がけが良くて、どのような言葉がけをしてはいけないのか学ぶことができます。スタッフ間の声掛けのコツも紹介されているため、先輩保育士になった際に一度目を通しておきたい内容となっています。

監修	木梨 美奈子
出版社	つちや書店
発売日	2021/2/22

ベテラン保育士におすすめの本を紹介

ベテラン保育士におすすめの本を紹介します。保育の中核を担う立場になった際は、今後どのような保育を行っていくべきか考えるためにも、下記の本を参考にしてみてください。

1. 0・1・2歳児の学びと育ちを支える保育室のつくり方―5つのゾーンで構成する保育環境

「0・1・2歳児の学びと育ちを支える保育室のつくり方」は、保育環境をつくる際に知っておきたい内容が写真付きで掲載されています。保育環境の設定から行う立場になった際は、本の内容を参考に保育室をつくり変えるのも良いかもしれません。

著者	鈴木 八朗
出版社	チャイルド社
発売日	2020/10/1

2. 質の向上を目指す保育マネジメント: トライアル・アンド・エラーに学ぶ

「質の向上を目指す保育マネジメント」は、実際にある保育園・幼稚園の事例を紹介している本です。他の園では失敗の経験をどのように次に活かしているのかが、分かりやすく解説されています。自園で取り入れる際の参考になるでしょう。保育士をまとめる役割を担っているベテラン保育士さんが、知っておきたい内容が盛りだくさんです。

著者	井上 眞理子、田澤 里喜
出版社	中央法規出版
発売日	2021/7/9

本を読んで知識をアップデートし
日々の保育に役立てよう！

その時々で求められる保育内容は変わるものです。本を読んで知識をアップデートするようにしておくと、時代に合った保育を実践できるでしょう。子ども達への接し方が分からないと悩んでいる新人保育士さんも、ベテランの保育士さんも、ぜひ本を読んで日々の保育に役立ててみてください。