保育士の保育観とは?
保育観や方針が合わない際の対処法

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保育士が持っている保育観は、一人ひとり違います。そのため、同じ園で働く保育士同士で意見が合わないときもあるのではないでしょうか。「保育園の方針」と「自分の保育観」が合わない人も少なくありません。「この保育園のやり方は自分に合わないかも…」と感じる場合には、保育観の違いが関係している可能性があります。今回は、保育観とはなにか、保育観や方針が合わない際の対処法を紹介します。

悩む保育士のイメージ

保育観とは

保育観とは、一言でいうと「保育をするうえで大切にしたい価値観や考え方」です。経験年数は関係ありません。日々、保育をしているなかで、「譲れない部分」はありませんか?「秩序を守ることが大事」「子どもの意思を尊重するのが大切」など、保育をしながら感じることがあるかと思います。子どもに個性があるように、保育士もそれぞれ過ごしてきた環境や経験が違うので、その価値観は一人ひとり異なります。保育観が他の職員と違うのは、自然なことなのです。

保育観に正解はない

保育観は、自分の価値観をもとに生まれています。自分の価値観は、育ってきた環境や関わってきた人間関係に大きく影響されています。そのため、保育士の数だけ保育観があり、そこに正解はありません。たとえば、「厳しい環境でしつけられ、育ってきた保育士さん」と「自由で伸び伸びと育ってきた保育士さん」とでは、価値観が違って当然。お互いに、子どもとの関わり方に不満を感じるかもしれませんが、どちらの保育観も間違いではないのです。

保育観の例

たとえば、子どもが型はめブロックで遊んでいたとします。そこで、本来の遊び方ではない遊び方をしたとしましょう。ブロックを型に入れるのではなく、積み木のように積み上げる・他のブロックも型はめのボックスに入れていく…など、「本来の型はめ」ではない遊び方をしていたら、どうしますか?

  • 「こうやって、ブロックを入れようね」と正しい遊び方を知らせる
  • 「正しくはないけど、楽しそうだから少し様子見ようかな」と見守る
  • 「これは積み上げて遊ぶものじゃないよ!」と注意し、正しい遊び方をするよう促す

これが、まさに「保育観の違い」です。正しい遊び方を知らせることも、子どもの想像力を伸ばすことも、ルールを守る重要性も、どれも子どものことを考えて選んだ行動であり、間違いではありません。しかし、クラス担任同士でこうした価値観の違いがあると「〇〇先生は厳しすぎる」「〇〇先生は、メリハリがない」などとトラブルに発展してしまう可能性があります。しかし、大事なのは正しいか間違っているかではなく、「それぞれの価値観をもっていることを忘れない」ことではないでしょうか。

保育観が合わないときの対処法

とくに乳児クラスなどは複数担任制なので、保育観の違いで悩む人も多いかと思います。連携をとらなければクラスはうまくまわらないので、ギクシャクした関係になるのは避けたいですよね。そこで、価値観が合わなかった時の対処法を紹介します。

一歩下がってみてみる

一歩下がって様子をみてみましょう。そうすることで冷静になり、状況を客観的にみることができます。その結果、視点を変えて考えられるようになるかもしれません。自分にはない相手の考え方を知ることは、自分の視野を広くする意味でも貴重な体験です。一度不信感を抱えてしまうと、なかなか拭えなくなるケースもあるので、そんな時は一歩下がり、一呼吸おいてみましょう。

話し合う

クラスをまとめていくコツは、保育士同士の「方向性」を同じにすることです。そのためには、子どもの負の行動や遊び方について、「どこまで許容するか」「どう援助していくか」などの話し合いが大切。話し合うことで、相手の考えも知ることができます。「話し合いの場」と、かしこまる必要はなく、帳面を書いているお昼の間に何気なく話すのがおすすめです。「相談」としてお互いが歩み寄って話すことで、お互いの保育観の落としどころをみつけられるかもしれません。

転職も視野に入れる

「どうしてもわかりあえない」「園全体の方針についていけない」場合は、転職も視野に入れましょう。一斉保育か見守り保育かによっても、園全体の保育方針は大きく異なります。自分が大事にしたい、譲れない価値観を再度確認し、自分に合いそうな保育園を探しましょう。自分に合った保育方針の園がみつかると、働きやすさにもつながります。保育観が似ている保育士さんとも出会えるかもしれません。

まとめ

「保育観に間違いはなく、それぞれが違うもの」と頭ではわかっていても、一緒に仕事をしているなかでモヤモヤしてしまうシーンもあるでしょう。自分と違う価値観の人とうまくやっていくのは容易なことではありません。だからこそ話し合い、相手の思いや考えを知ることが重要です。どうにもならない際は転職も検討しましょう。自分に合う保育園が、きっとみつかります。

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