保育士が心がけたい言葉かけ!
NGワードと声かけのポイント

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たびたび話題になる保育士の「呼び方」や「言葉かけ」。子どもは大人の言動をよく見ています。普段、なにげなく発している言葉を「ごっこ遊び」などのなかで再現され、「私、そんな風に話してる?!」と気づくパターンもあるのではないでしょうか。今回は、日々子どもと関わる保育士が、言ってはいけないNGワードや声かけのポイントを紹介します。

公園で遊ぶ保育園児のイメージ

保育士が言ってはいけないNGワード

保育士が言ってはいけない言葉には「否定」や「比較」「命令」などが挙げられます。具体的に見ていきましょう。

「~したらダメ」

思わず言ってしまう人も多いのではないでしょうか。「走ったらダメ」「大きい声をだしてはダメ」「お菓子を食べてはダメ」など、禁止する言葉は、子どもにショックを与えてしまう可能性があるのでNGです。とくに、乳児期の子どもや繊細な子どもは、「ダメ」と言われることで、自分自身を否定された気持ちになることがあります。

  • 「走ったらダメ」→「歩こうね」
  • 「大きい声はダメ」→「優しく話そうね」

禁止や否定ではなく、肯定の表現で言い換えて伝えるようにしましょう。

「違う」の否定

「~ダメ」と同様に、「違う」もよくありません。多いのが、言葉を覚えたての子どもの「言い間違い」です。「パッパ(葉っぱ)あったー!」とうまく言えないときもあれば、飛行機を見て「ヘッコプター(ヘリコプター)だ!」と言い間違えるときもありますね。そんなときに「違うよ。あれは飛行機」と訂正したり、「もう1回言ってごらん?」と練習させたりしては、子どもは楽しくなくなってしまいます。「ほんとだ、飛行機とんでいったね」と、子どもが飛行機を見つけてうれしい気持ちに共感しつつ、正しい言葉を知らせてあげましょう。

「~しなさい」

「食べなさい」「寝なさい」「やめなさい」といった命令もよくありません。子どもも1人の人間。人格があるのです。保育士が命令口調で話すことで、威圧感を与えてしまい、子どもは萎縮します。結果、怖くて「トイレに行きたい」と言えず、おもらししてしまう、といったケースも起きています。

  • 「食べなさい」→「いっぱい食べようね」
  • 「寝なさい」→「起きたらまた遊ぼうね」

促す言葉に言い換えたり、子どもの意欲を引き出せるような言葉かけを工夫していきましょう。

「ほかの子はできてるよ」

ほかの子どもとの比較は、劣等感を抱かせてしまう可能性があるので控えましょう。「僕(私)だけできない」と自信を失ってしまっては、なにをするにも意欲がなくなってしまいます。兄弟・姉妹との比較も同じです。「〇〇くん(兄)と全然違うね」「お姉ちゃんのときは、できてたのに」という言葉は、子どもながらに直感で「嫌なことを言われている」と感じるもの。言わないようにしましょう。

「~しないと置いていくよ」

脅すような言葉や、対価のあるような言葉も気をつけましょう。スーパーなどでも耳にしますが、「早くしないと置いていくよ」「勉強しないと、おやつあげないよ」という言葉で子どもをコントロールすると、見返りがないとしない・できない性格になってしまう可能性があります。また子ども自身が、友だちや年下の子どもに対して同じように脅して行動させるようになってしまう恐れがあります。子どもの行動が思うようにいかないときは、まずは子どもの気持ちに寄り添ってみましょう。

保育士が声かけをする際のポイント

保育士の言葉かけのポイントは、「子どもの気持ちを受け止めて話すこと」「具体的に伝えること」です。

子どもの気持ちを受け止めて話す

一旦、子どもの気持ちを受け止めて話しましょう。「まだ遊びたかったの?」と共感したり「どうしたかったの?」と理由をきいたり…。ワンクッション置くことで、頑なにダダをこねていた子どもも、あっさり気分を変えるかもしれません。大事なのは「子どもに向き合ったことを子どもが感じられるかどうか」かもしれません。「認めてくれた」「わかってくれた」と子どもが思うことで、マイナス行動も減るのではないでしょうか。

具体的に伝える

子どもに話す際には、具体的に伝えると伝わりやすいです。たとえば、「もうすぐね」「静かにね」などは、次のようにも言い換えられますね。

  • 「もうすぐね」→「長い針が1のところまでね」
  • 「静かにね」→「赤ちゃんがお昼寝しているからシーっね」

具体的に話すことで子どももイメージでき、行動に移しやすくなるでしょう。

まとめ

保育士が言ってはいけない言葉かけとポイントを紹介しました。「時間に追われて忙しい保育中に、そんなにていねいに関われない」と思う保育士さんもいるかもしれません。しかし、ていねいな言葉かけ、きれいな言葉かけは、自分の品格もあげてくれます。子どもが自分の言葉のマネをしたとき、どう思いますか?保護者に聞かれても恥ずかしくありませんか?子どもは大人の言動をよく見ています。子どもに寄り添った言葉を心がけていきたいものです。

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