「〇〇先生?」「〇〇ちゃん?」保育士や子どもの呼び方と言葉遣い

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保育園では、子どもや保育者のことをどのように呼んでいるでしょうか?「〇〇先生」「〇〇さん」「〇〇ちゃん」などさまざまありますが、最近は人権問題などの観点から「先生」や「くん」ではなく「さん」で統一する保育園も増えてきました。今回は、保育士や子どもの呼び方や言葉遣いについて紹介します。

「〇〇先生」と呼ばない園が増えた理由

以前は「はやし先生」や「あかね先生」などのように、「苗字+先生」「名前+先生」で呼んでいる保育園が多くありましたが、現在は「先生」という呼び方をしない保育園が増えています。その理由を紹介します。
  • 保育士と子どもは上下関係ではないから
  • 子どもにも人権があるから

保育士と子どもは上下関係ではないから

保育士と子どもの関係は、「教える・教わる・従う」といった上下関係ではありません。保育士はあくまでも、子どもの成長を見守り、発達に沿ったサポートを行うのが仕事です。そのため、「先生という言葉は、子どもとの上下関係を強調するためふさわしくない」として、使用しない園が増えています。

子どもにも人権があるから

子ども一人ひとりにも、人権はあり、人格があります。子どもに対する呼び方で、こうした価値観が見えてくることがあります。たとえば、代表的なものに「呼び捨て」が挙げられます。呼び捨ては多数の保育園で禁止されていますが、これは子どもの人権を尊重した呼び方ではないとされているためです。最近では「くん付け」「ちゃん付け」ではなく、保育者も含め全員を「さん付け」で統一する園もあります。

増えてきている保育士の呼び方とは?

今も先生と呼ぶ園はありますが、呼ばない園の場合、保育士は「苗字+さん」「名前+さん」で呼ばれることが多いです。フラットな関係で、自分の思いや考えたことを伝えたり、困ったことを話したりできるよう、あえて「名前+さん」で呼び合っています。たとえば名前が「あかね」であれば、子どもも保護者も、園長も同じように「あかねさん」と呼びます。とはいえ、保育士の呼び方は園によって異なるため、呼び方について気になる人は、退職・転職の機会があったときに事前に確認してみてもいいですね。

呼び方と言葉遣いとの関係

保育士の子どもに対する呼び方や言葉遣いは、子どもに深く影響します。なぜなら、子どもは大人の話し方を吸収し、真似しながら身につけていくからです。たとえば子どもたちの「ごっこあそび」の様子を思い浮かべてみてください。子どものごっこ遊びは、会話のやりとりや口調が忠実に再現されていますよね。 「保育園ごっこ」ならクラス担任や主任・園長の言葉遣いが、「おままごとあそび」なら両親や兄弟、祖父母の口調がそのまま出てきます。園児が乱暴な言葉を使うようになる原因は、家庭や保育園にあるのです。子どもに対して呼び方や言葉遣いを注意する前に、まずは大人が見本をみせなけれなばなりません。呼び方や言葉遣いには、十分気をつけていきたいですね。

注意したい言葉遣い

家庭はもちろん、保育の現場でも乳幼児期の子どもへの声のかけ方は非常に重要です。呼び捨てと同等に、注意したい言葉を紹介します。
  • 乱暴な言葉遣い
  • 他の人と比較する言葉
  • 「~したらダメ!」

乱暴な言葉遣い

乱暴な言葉遣いはやめましょう。保育士は保育のプロです。同時に、子どもにとって良い大人の見本でもあります。「早くしろよ!」のような乱暴な口調は避けるべきです。また、子どもを「お前」や「おい」といった言葉で呼ぶのも良くありません。子どもが真似をした際に、保護者トラブルにもなりかねませんよ。

他の人と比較する言葉

「みんなできてるよ」「お兄ちゃんはもっと早かったのに」と、兄弟や同じクラスの子と比較するのも避けましょう。悪気はなくても、子ども自身が傷ついている可能性があります。乳幼児期は、自信をなくならせるのではなく、「自己肯定感」をあげることが重要です。自信をもってもらえるよう、誰とも比べず個々の子どものペースを把握し、言葉をかけていきましょう。

「~したらダメ!」

「走ったらダメ」「おもちゃを投げてはダメ」「叩いてはダメ」など、してほしくないことはたくさんありますよね。しかし、「ダメ」と否定するだけの声かけは避けましょう。なぜなら、大人にとっては当たり前のことでも、子どもからすると「なぜダメなのか」がわからないからです。「怪我をして危ないから、走らないでね」といった具合に、理由も話しましょう。

まとめ

保育士や子どもの呼び方は保育園によってさまざまですが、大事なことは「子どもを子ども扱いしないこと」「ひとりの人間として人格を認めて関わること」ではないでしょうか。その意識の1つに、呼び方や言葉遣いがあり、子どもに大きく影響しています。子どもたちの可能性を引き出してあげられるよう、子どもの人格を否定するような呼び方や声かけは避け、自己肯定感をあげられるような援助をしていきたいですね。
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