託児所と保育園の違いとは?どっちがいい?
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保育園・幼稚園・託児所など保育施設にもさまざまな形態がありますよね。違いはなに?どっちがいいの?と悩む人も多いのではないでしょうか。結論からいうと、それぞれ良し悪しがあります。どちらがいいかは人によって異なるでしょう。自分が働きやすく、やりがいがある施設であることが重要なのかもしれませんね。今回は、保育園と託児所の違いを解説します。
託児所とは
託児所は、保育園と同様に子どもを預かる施設ではありますが、規模が小さい園が多いのが特徴です。託児所の施設形態はおもに2種類あります。
種類1.事業所内託児所
事業所内託児所とは、企業で働く従業員の子どもを預かる施設です。託児所によっては地域の子どもも受け入れているところもあります。従業員が勤務している時間、子どもを預かるため、保護者の職場と託児所の場所が近いのが特徴です。たとえば同じビル内にある場合や、企業が所有する土地の一角に建てられていることが多いです。規模は20人程度と、それほど大きくありません。「保護者=従業員」にあたるため、保護者同士もみんな知り合いである点も特徴といえるでしょう。
種類2.一般利用託児所
一般利用託児所とは、商業施設などで一時的に子どもを預かるところです。「キッズスペース」というとイメージしやすいかもしれませんね。大手ショッピングモールや歯医者などで、設置してあるのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。「美容室に行きたいから2時間だけ預かってほしい」などの一時的な利用が多く、シフト制での勤務になる場合が多いです。保育園でも「一時保育」を行っており、同じように預けることが可能なので、どちらにするか悩む保護者も多いようですね。
保育園とは
保育園の管轄は厚生労働省。共働きなど何らかの理由があり、日中子育てが困難な家庭を対象にしている施設です。認可保育園と認可外保育園があり、規模も大規模保育園から小規模保育園までさまざま。また、保育園と幼稚園の方針を併せ持つ「幼保連携型認定こども園」も増えてきています。幼保連携型の保育園では、短時間パートや専業主婦家庭の子どもを預かることもできます。保育園の保育時間は基本的に8時間とされていますが、保護者の勤務時間の都合なども考慮し、延長保育などをあわせると10時間以上の保育が必要な子どもも。長時間にわたり、子どもを預かることが可能な点が特徴です。
働くならどっちがいい?
転職の際、託児所で働くか保育園で働くかで迷う人も多いのではないでしょうか。働きやすさは人間関係や待遇が大きく関わってくるため、一概にはいえませんが、決まった時間で働きたい場合は、企業内保育園か保育園がいいでしょう。一時利用の託児所は、利用者の時間に合わせて時間が決められるため、自分のスケジュールを入れにくい側面があります。また保育士の人数が少ないので、代わってもらえることも少ないといえるかもしれませんね。企業内保育園や認可保育園であれば、保護者の就業時間内ずっと子どもを預かるので、まとまった時間勤務することになります。とはいえ、保育園や託児所でも、勤務時間はシフト制が多数。早番・遅番を入れるとなると、法律の関係でシフト制にせざるをえません。
一般利用託児所は他の業務にあたることもある
一般利用託児所で勤務する場合、子どもを預かっていない時間は他の業務にあたることも珍しくありません。例を挙げてみましょう。
たとえば、キッズコーナーのある歯科医院。親が治療している間、子どもを預かります。時間的には20分~長くても1時間ほどでしょうか。ずっと入れ違いに子どもを預かるわけではありません。利用する人がいない時間ももちろんありますよね。そのため、保育士資格をもつ「受付事務」として働くケースがあるのです。通常は事務として受付や会計などを行いながら、預かってほしいという利用者がいた場合のみ、その時間保育士として子どもを預かるスタイル。一時保育が終わったあとは、また受付業務に戻ります。スタッフか派遣社員かなど、雇用形態によっても異なってくるでしょう。気になる人は、求人票などで検索してみてもいいですね。
まとめ
託児所と保育園の違いを解説しました。まとめると、託児所は小規模の園が多く、「企業内保育園」や「キッズスペース」を指している場合が多いです。一方保育園は、何らかの事由により、子育てを行えない保護者に代わって保育を行うところ。一時保育ではなく、一定時間保育を行います。大規模保育園から小規模保育園に転職したい人や、企業内保育園で働いてみたい人など、それぞれあるでしょう。施設ごとに特徴は異なるので、転職して体験してみるのが1番わかりやすいのではないでしょうか。保育園は人間関係がうまくいっていると、内容や業務が大変でも、やりがいを感じて楽しく勤務できます。人間関係が悪いと規模が小さくても、つらく感じてしまうのではないでしょうか。転職は悪いことではないので、思いきってしてみて自分に合った施設を見つけましょう。