保育士の結婚~現実として考えるべきポイント

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花嫁のイメージ

「結婚」は保育士のターニングポイントの一つ

「結婚」は人生において大きな節目となる出来事ですが、仕事を持つ女性にとってはキャリアといった面で、ことのほか大きな選択を迫られる「ターニングポイント」になります。もちろんそれは、保育士の方であっても例外ではありません。むしろ保育士は仕事量が多いお仕事なので、結婚後の事など不安に思っている方は多いのではないでしょうか。そこでここでは、保育士が結婚を考えた時、考えておくべきいくつかのポイントについてご紹介していこうと思います。

保育士に多い結婚を考えるタイミング

結婚を考える年齢は人によって様々ですが、保育士の仕事をしている方の統計を取ってみると、特に多くなるタイミングが2つあるそうです。

●保育士3年目のタイミング

保育士の方が結婚するタイミングとして多いのが、働き始めて3年目のタイミングだそうです。年齢的に言うと、短大・専門学校卒業の場合は24歳、大卒の場合は26歳で、内閣府の調べた女性の平均初婚年齢である29.4歳(2015年調べ)より、若いタイミングであることが分かります。
ではなぜ3年目で結婚に踏み切る方が多いのかというと、ちょうど保育士という忙しい仕事に慣れてきたタイミングであることがその理由となっています。子供たちとの関わり方や仕事の進め方など、自分で判断できることも増えてくることから、仕事だけに追われる日々から少しずつプライベートにも目を向けられる、そんな気持ちの余裕が生まれてきます。そのため、3年目に結婚を決める方が多いとされているのです。

●保育士6年目のタイミング

次に結婚のタイミングとして多いのが、保育士6年目の節目になります。この時期になる保育士の方の年齢は、短大・専門学校卒で27歳、大卒は29歳ですので、ちょうど平均初婚年齢と同じタイミングであるといえます。
保育士6年目というと、責任のある仕事を任されることが多くなる「ベテラン保育士」への入り口の時期になります。キャリアとしてはこれからますます上昇していくような時期ですが、周囲で結婚する人が増えるタイミングでもあり、「結婚」を強く意識してしまう時期でもあるのです。また、卒園児のクラスを任されることも多くなり、仕事に区切りをつけやすいというのも、結婚を決めるちょうどよいタイミングとなっているようです。

保育士が結婚をする時に避けたい時期とは

人生の大きな節目である「結婚」は、想像以上にしなければならないことが多い行事です。ただでさえ忙しい保育士の生活がさらに忙しくなることは必至ですので、結婚をする時は仕事との兼ね合いを考えたタイミングで行うことがおススメです。自分自身の仕事もそうですが、結婚式へ招待する同僚のことも考え、保育園の仕事量が多くなる年度替わりの時期や、お遊戯会や運動会などの行事前後は、できるだけ避けた方が良いでしょう。

結婚後の保育士の仕事をどうするか考える

結婚を決意する時、同時に考えなければならないのが、「結婚したら仕事はどうするのか」という点についてです。保育士の仕事をどうしていくか、その選択肢は大きく分けて次の3つが挙げられます。

●今の仕事をそのまま続ける

まず選択肢の一つに挙げられるのが、今の仕事を続けるという選択です。保育士の仕事は多忙で残業や持ち帰りもあるものですが、パートナーとなる旦那さんの理解や協力があれば、結婚前と同様に働くことも可能でしょう。もちろんそれだけではなく、働いている園の環境も重要となってきます。保育士の人数が多く残業などが少ない、結婚後も働いている人が多い、産休や育休などの制度がしっかりしているなど、以前と同様に働きながらプライベートの時間も確保できる環境であるか、その点にも注目して考えるようにしましょう。

●パート勤務に変更して仕事を続ける

仕事を続ける選択をする場合、もう一つの選択肢として正規保育士からパート保育士へ、勤務形態を変更するという方法があります。パート勤務になると基本的に残業や仕事の持ち帰りなどはなくなり、時間の融通も利きやすくなりますので、家庭での時間が作りやすくなるというメリットがあります。ただし、正規保育士の時と比べてお給料が低くなったり、限られた曜日や時間のみの勤務になるなど、これまでとは違うデメリットも出てきます。またパート勤務への変更は、園でパートの求人がないとできませんので、その点も良くチェックし転職も視野に入れながら考えていきましょう。

●退職をする

結婚後の生活を考えた時、「家庭との両立は難しい」「専業主婦になりたい」「旦那さんの仕事のサポートをしたい」などの結論に至った場合、退職をするという選択肢を選ぶことになります。ただし、保育士は資格を持っていれば、年齢に関係なく働くことができる仕事です。ですので数年後にもう一度保育士の仕事に復帰することも十分に可能ですし、また保育士の経験が活かせる他業種への転職も、選択肢として考えられます。

結婚準備の一環として考えましょう

結婚後保育士の仕事をどうするかは、新しい生活や園の環境で選択が変わってきます。どの選択肢をとるかはあなた次第ですが、より良い着地点を見つけるには、パートナーとなる旦那さんとの話し合いや、職場の同僚や上司への相談も大切になるかと思います。またギリギリまで選択を先送りにしてしまうと、結局周りに迷惑をかけてしまうことになりかねません。結婚後の仕事については、結婚準備の一環として早め早めに考えていくことが、おススメです。

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