実は意外と高い？保育士の未婚率と対策法

保育士と言えば子供好きで家庭的なイメージがあり、お嫁さんとしては理想的だと思われがちですが、実は意外にも未婚率が高い職業なのだそうです。そこでここでは、保育士の未婚率とその対策法についてご紹介します。

保育士の未婚率が高い理由とは

保育士の女性は、子供好きで家庭的なイメージがありますから、結婚が早い人も多いと思われています。ですが意外にも、他の職業の女性と比べても、保育士の未婚率は高いのだそうです。どうしてしょうか？その理由について調べてみました。

理由① 女性が多い職場であること

まず第一に、保育士の未婚率が高い理由として挙げられるのが、保育士が女性の多い職業であるということです。そのため同僚のほとんどは女性である場合が多く、結婚相手となりうる男性と出会う機会が極端に少ないそうです。もちろん最近では、男性保育士の数も増加傾向にありますが、まだまだ比率的には女性優位であるのが現状です。このように、職場での出会いがほぼ期待できないというのは、未婚率を上げてしまう理由となってしまうようです。

理由② 保育士の仕事が思った以上に激務だから

第二に理由として挙げられるのが、思った以上に保育士の仕事が激務であることです。日中の仕事だけでなく、園児が帰宅した後でも翌日の準備や、イベントの用意などで残業になることが多い保育士の仕事。ですのでどうしても仕事中心の生活になりやすく、家と保育園の往復するだけの毎日になりがちです。これではゆっくりとプライベートを過ごす余裕は生まれにくくなってしまいます。そのような生活では、「結婚」から遠ざかりがちになってしまうのも、致し方ないといえるかもしれません。

理由③ 現実を見て結婚願望が弱くなる

保育士の仕事は多くの子供たちと関わることなので、その子供の数だけ様々な家庭環境を知ることになります。こうした、普段ではあまり知ることのないような結婚の現実を目の当たりにする機会の多い保育士の場合、それによって結婚願望が弱くなってしまう傾向にあるそうです。もちろん、幸せなご家庭が多いとは思いますが、だからこそそうでないご家庭を見たときのインパクトは強く、結婚への考えがネガティブな方向に行ってしまうのだとか。保育士という職業柄、あまり結婚に対する夢が持てなくなってしまうのも、残念ですが未婚率を上げる理由となっているのです。

こうした理由の他にも、「家庭的なイメージが強すぎる」「オシャレができない」「職場が結婚できるような雰囲気ではない」といった理由も、保育士が結婚から遠ざかってしまう理由として挙げられています。

 

保育士の未婚を防ぐ対策法は？

イメージと異なり、保育士という職業だからこそ結婚から遠ざかりがちになってしまっていることがわかってきました。でもだからといって、「未婚のままでいいや」という保育士さんばかりでは、きっとないはずです。そこで、どうしたら未婚のままでいることから脱出できるのか、その対策法についてピックアップしたことをご紹介します。

積極的に出会いの機会を増やしていく

保育士は職場だけでは出会いの機会が期待できないので、職場の外に出会いの場を求めて積極的に動くことが大切になってきます。「合コン」や「学生時代の友達同士の飲み会」、または「異業種交流パーティ」などに思い切って参加してみることで、思わぬ出会いに恵まれるかもしれません。保育士の仕事に夢中になってしまうのも分かりますし大事なことですが、未婚脱出のためには待っているだけではなく、積極的に出会いの機会を増やしていくようにするのが良いでしょう。

結婚関連サービスを利用してみる

「婚活サイト」や「マッチングアプリ」などに登録して婚活をしていくというのも、未婚から脱出するための対策法です。日頃の仕事が忙しくても、こうしたサービスを利用すれば出会いの機会を増やしていくことができます。ただ、入会にお金がかかったりすることもあるので、その点はチェックしてから利用すると良いでしょう。また、いきなり入会・登録するのには抵抗がある…という人は、無料で体験できるものもありますので、まずそちらを試してみるのもおススメです。

転職を考えてみる

仕事が忙しすぎるという他に、職場があまり「結婚」ができる雰囲気ではない、というのも未婚率を上げている理由として挙がっています。同僚の保育士がほぼ全員未婚であるとか、産休や育休がとれなさそうなど、そうした職場の環境では、なかなか結婚に踏み出すことはできません。ですので、思い切ってそうした職場の雰囲気を変えるために転職を考えるのも、結婚に向けて進んでいくためには、有効な対策法といえるのです。