保育園の運動会は大変!保育士が準備しているもの
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保護者や祖父・祖母まで家族みんなが楽しみにしている保育園の運動会。運動会は保育園の3大行事の1つといわれており、1~2か月前から準備を始めるところも多いのではないでしょうか。保育士にとっては多忙な日々が続き、残業が増える時期といっても過言ではありませんね。
今回は、保育士経験者が、保育士がおこなっている運動会の準備を紹介します。
保育士がしている運動会準備
保育士がおこなう準備には、次のようなものが挙げられます。
- 種目や競技内容を決める
- 小道具や衣装作り
- プログラム作り
- ポスター作り
- 小学校や公民館の利用・予約交渉
- 景品の買い出し
種目や競技内容を決める
運動会でおこなう種目や競技内容を決めます。各年齢の競技はもちろん、保護者・祖父母競技、小学生や未就学児の競技なども決めていきます。0・1歳児は親子競技をするところもあれば、自由参加の保育園もありますね。種目や競技内容は、現在の子どもたちができるもの、発達に合ったものを設定します。私の体験では、3歳児でパラバルーン、4歳児でフラッグ、5歳児でマーチングをする園もありました。
小道具や衣装作り
種目や競技に必要な道具は、すべて保育士が準備します。たとえばダンスで使う「ポンポン」。クラスで使用する場合もあれば、学年で使用する場合、全園児分用意する園もありますね。ポンポンは1つ1つ保育士が手作りしています。ポンポンは両手に持つことが多いので、子ども1人につき2つ必要です。仮に2歳児2クラス30人分のポンポンを作るとなると、60このポンポン+保育士の分+予備用を準備しなければなりません。これだけでも十分な作業です。しかし、まだまだ競技はありますよね。競技種目に必要な小道具や衣装製作にかかる労力は、かなり大きなものです。
プログラム作り
プログラム作りも、なくてはならない準備ですね。プログラム内容はもちろん、表紙や注意事項なども記載します。大規模保育園になればなるほど、競技数も増えるので、プログラム作りにかかる時間・負担も大きくなります。保育士であった私が経験した保育園のなかには、プログラムにもこだわりがあり、案がなかなか採用されないところもありました。
ポスター作り
ポスター作りをする園も多いのではないでしょうか。近隣の掲示板やスーパーなどで見かけることもありますね。ポスターも、1枚1枚手作りで制作している園も珍しくありません。運動会は毎年日時が変わるため使い回しができず、苦労することも…。運動会の担当になると、こうした製作物の増加で残業する保育士は多いです。
小学校や公民館の利用・予約交渉
敷地の関係で、保育園の園庭での運動会開催ができず、近くの小学校や公民館を借りておこなうケースもあります。この場合小学校や公民館に赴き、使用の了承を得なければなりません。これも保育士の準備の1つになっています。運動会当日のほか、「リハーサル日」なども数日設定し、許可をもらわなければならないため負担に感じる人もいます。
景品の買い出し
親子競技などには景品は欠かせません。紙風船や笛などの買い出し・準備も保育士がおこなっているところが多いです。景品はなんでもいいわけではなく、安全に考慮したものや楽しく遊べるものを考えて選ばれています。
運動会をスムーズに進めるためにしていること
準備するものも多いですが、子どもや保護者が「運動会が楽しい」と感じてもらえなければ、保育士の努力も水の泡です。楽しんでもらえるためには「スムーズに進行する」ことも重要になります。楽しく運動会ができるよう、保育士がしていることを紹介します。
運動会に向けて子どもと練習をする
運動会に向けて、多くの保育園では1~2か月前から競技種目を決め、子どもと練習しています。たとえば、平均台の上を歩いて渡る障害物競争をするなら、「日々の保育活動の中に、平均台を歩いて渡る練習も何回かおこなう」といった具合です。かけっこやリレーの練習、未満児では名前を呼んで返事をする練習をおこなう園もあります。ここで重要なのが、毎日しすぎないことです。1か月間やり続けてしまうと、子どもたちが飽きてしまう可能性があります。子どもたちの様子を見計らい、ダラダラしているようなら「しばらくお休み」にしましょう。
当日の職員の配置や役割を決める
運動会を開催するうえで、楽しんでもらうにはスムーズな進行が欠かせません。そのため各競技の司会担当や全体の進行、クラス担任内での役割分担など、それぞれの役割を決める園が多くあります。保育士がスムーズに進められることで、保護者も「どこに行けばいいの?」「なにをすればいいの?」と迷うことなく参加できます。保育士のなかで多忙で走り回る人と、あまり役割がない人の偏りが激しすぎないようにするといいかもしれませんね。
まとめ
運動会の準備は大変であり、残業を余儀なくされる保育士は多数います。なかでも製作物にかかる時間・労力は大きいものです。カットできるものはカットし、負担を軽くしたいものですね。当日はスムーズな進行を心がけ、子どもも保護者も、保育士自身も楽しめる運動会にしましょう。