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保育士が転職するデメリットとは?転職する前に考えをよく整理しよう

公開日: |更新日:

「憧れて入った保育士業だけど、こんなはずじゃなかった」と転職を考える人もいるのではないでしょうか。保育士は大変なことも多く、退職・転職をする人が後を断ちません。また保育士資格はあるものの、復帰する予定のない潜在保育士が多いことからも、いかに保育士の環境が過酷なのかが見てとれますね。転職にはもちろんメリットも多くありますが、同時にデメリットも存在します。今回は、保育士が転職するデメリットに焦点を当てて紹介します。

デメリットに悩む女性のイメージ

保育士が転職するデメリット

保育士が新しい職場に転職するデメリットには、次のようなことが挙げられます。

  • 新しい保育園に慣れる必要がある
  • 退職金が低額になる
  • 人間関係は働いてみないとわからない
  • 福利厚生などの待遇が不利になる可能性がある
  • 年下の保育士が先輩になることがある

    新しい保育園に慣れる必要がある

    説明するまでもありませんが、新しい環境に慣れる必要があります。新しい保育方針や、初対面の子どもたち、保育士や保護者との信頼関係づくりも1からしなければなりません。最初は緊張することもあるでしょう。無意識に心身ともに疲労感がたまり、体調を崩しがちになります。

    退職金が低額になる

    退職金制度がある園においては、退職金が低額になる点がデメリットといえます。退職金は勤務年数に応じて加算されていくためです。たとえば、園の規定で「退職金は3年以上の勤続年数が対象」となっていたとすると、2年で退職した場合、退職金はもらえません。また転職先では、リセットした状態になります。1~2年など短期間で転職を繰り返してしまう場合、退職金がもらえる確率は低いです。

    人間関係は働いてみないとわからない

    転職先の人間関係の良し悪しは、実際働いてみないとわかりません。「園内を案内してもらった時は、和気あいあいとしていてみんな仲良さそうだった」と感じる人もいるかもしれませんが、大人同士の人間関係は、外から見るのと、内から見るのとでは変わってきます。「なんだかんだいっても前の職場の関係の方がよかった…」なんてことも少なからずあるためデメリットといえますね。

    福利厚生などの待遇が不利になる可能性がある

    福利厚生や待遇が不利になることもあります。たとえば、入職してから半年間は有給がもらえません。労働基準法で決められており、6か月を過ぎると10日間の有給休暇が与えられます。ただ、もらった有給を自分の自由に消化できるかは園次第な一面も…。ほかにも、求人票では「週休2日制」と記載されていたものの、土日休みとは限らず1か月に2回ほど土曜出勤を頼まれる、といったケースもあります。

    年下の保育士が先輩になる

    保育歴が長くても、新しい転職先では1年目、いわば1年生です。年下の保育士が先輩になることも珍しくありません。そのため、年下保育士から指示を受けることもあります。指示を受けた際にイラっとしたり、言葉遣いが気になったりする人にとっては、不快に感じるかもしれませんね。

    頻繁な転職は信頼度が下がる

    次の転職先で、不満や悩みがすべて解決するとは限りません。「いい職場だと思って転職したけど、もう辞めたい」「前の職場の方がよかったのかも…」ということが少なからずあるのも事実です。とはいえ、あまりにも頻繁に転職を繰り返すのはおすすめしません。なぜなら、転職回数が信頼度低下につながる可能性があるからです。例を挙げてみましょう。

    • Aさん(30歳)…転職回数2回。過去の退職理由は結婚と引っ越しのため。これまでの職場での勤続年数は平均3~5年。
    • Bさん(27歳)…転職回数7回。自分と合う園を探して転々としている。保育方針の違いから1年続かなかった園もある。

    自分が採用担当者だった場合、どちらの人を採用しますか?多くの人がBさんを選ぶのではないでしょうか。転職回数が多いと、採用する側から見ると「嫌なことがあったらすぐに辞めそうだな」「我慢ができないのかな」「うちの園も続かないかもしれない」と不安を抱えてしまいます。Bさんに対する信頼度は低いといえるでしょう。不安がある転職者を採用したいと思う会社は少ないですよね。転職すること自体は悪いことではありませんが、多すぎる転職は自分を不利にしてしまう恐れがあるので要注意。ときには多少のストレスを受け流せる心が必要です。

    まとめ

    何事にもメリット・デメリットは存在します。デメリットを見て「やっぱり今の職場で続けようかな」と思った人もいるかもしれませんし、「それでも辞めたい」と決意が固まった人もいるかもしれません。「自分に合う・合わない」の判断をするには、やはり働いてみないことにはわかりませんよね。 些細な理由で辞めたいと考えているのなら、今の保育園を続けた方がいい場合もありますが、体調を崩すほどつらい場合や、辞めたくて仕方がない場合、改善の余地がない場合などは転職するのもありです。転職後合わなかったとしても、その経験・体験は自分自身の価値になり、今後の参考にもなります。転職活動を検討する際は、前向きで明るく行いましょう。

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