保育園で起きるパワハラ対処法!抱え込まずに相談を!

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職場で「質問しても無視される」「仕事を教えてもらえない」といった悩みを抱える保育士さんも少なくありません。保育士の退職理由上位である「人間関係」には、まさにこうしたハラスメント問題も含まれています。「指導かパワハラかわからない」と感じて我慢している人もいるかもしれませんが、精神的に追いつめられるほどの指導は、もはや指導とはいえません。今回はパワハラについて、保育園で起こっている例や対処法を紹介します。

悩んでいるイメージ

パワハラとは

パワハラとはパワーハラスメントの略であり、職場内の立場・権力を利用しているハラスメントを指します。 強い立場の人が弱い立場の人に対して、「指導」の域を超えて身体的・精神的苦痛を与える行為です。パワハラの他にも、ハラスメントにはいくつかの種類があります。

  • モラハラ(モラルハラスメント)…モラルに欠ける嫌がらせ
  • セクハラ(セクシャルハラスメント)…性的な発言やわいせつ行為
  • マタハラ(マタニティハラスメント)…妊娠・出産をきっかけにした不当な扱い

たとえば、「結婚や妊娠は、先輩からの順番制」が暗黙の了解のようになっている保育園もありますが、これも広い意味でマタハラに該当します。セクハラには、男性保育士に向かって「男なんだから力仕事してよね」といった発言をしたり、女性同士でも相手が嫌だと感じた身体的接触(股や骨盤をさわるなど)を図ったりする行為も該当します。

パワハラの事例

保育園で起きているパワハラには、次のような事例があります。

  • 職員や子どもの前で上司から怒鳴られる
  • 失敗を職員全員の前で説明させられる
  • 先輩のミスを責任転嫁される
  • 「新人の仕事」と雑務を押し付けられる
  • 一つひとつの言動にダメ出しされる
  • 質問をしても無視される
  • 仕事を教えてもらえない

保育士は子どもの命を預かっているので、事故や怪我などの危険が伴う場合には強く注意されることもあります。そのため、注意されただけではパワハラには含まれません。どこまでが指導でどこからがパワハラやモラハラなのか、線引きが難しい場合もあります。

パワハラの対処法

線引きが難しい部分でもありますが、パワハラは我慢するものではありません。重要なのは一人で抱え込まないこと。対処法を紹介します。

だれかに相談する

ひとりで悩みを抱えず、誰かに相談しましょう。同じ職場に話せる人がいるのなら、状況を共有しやすい分、話が早いです。職場に相談しやすい相手がいない場合は家族や恋人、友人など、気を許せる相手に話してみましょう。誰かに悩みを打ち明けるだけで気持ちが楽になりますし、自分の状況を客観的に見つめ直すきっかけにもなるはずです。

休息をとる

パワハラを受けたら誰でも心身にストレスが溜まります。そんな時は心身を休めて、しっかりリフレッシュしましょう。「明日も仕事があるから休めない…」と思う人も多いかもしれませんが、無理をすれば身体を壊してしまう恐れがあります。まずは自分の心身を回復させるのが先決。休んでいる間は、保育園のことを考えるのではなく、自分の好きなことや趣味に時間を使いましょう。

証拠を集めて告発する

状況が悪質な場合、証拠を集めて上司や責任者にパワハラを告発する必要があります。とある園では「医師からの診断書がなければ退職は認めない」というルールがあり、「つらいから退職させてください」と言っても認めてもらえませんでした。こういった例もあるので、場合によっては日記や録音などの証拠となるものを集めておくのもいいでしょう。第3者との話しも進めやすくなります。

転職する

解決が難しい場合は転職を検討しましょう。話し合いで改善が見込めるような場合は踏みとどまる選択肢もありますが、そうでなければ、自分を犠牲にしてまで同じ職場で働く必要はありません。保育士の仕事を続けたければ保育園は他にもたくさんありますし、人手不足の保育業界では、どこでも引く手あまたです。

また、保育園以外の働き方を選ぶことも可能です。たとえば小さい子どもが好きな人なら乳児院の仕事などもやりがいを感じられるでしょう。近年はベビーシッターに転職する人も増えています。転職は決して悪いことではないので、視野を広げて情報を集めてみると良いでしょう。

まとめ

保育園では、パワハラを含め、さまざまなハラスメントが起きていると言われています。「園長のパワハラ」として全国ニュースで取り上げられた事例もありましたが、全国にはまだまだハラスメントで悩む保育士さんは大勢いるはずです。いくら「指導」という名目であっても、何を言ってもいいわけではありません。まず、自分が嫌かどうかを基準に考えましょう。つらく苦しい場合は誰かに相談すること、リフレッシュすることも大事です。もっとも優先すべきは「この先も続く自分の人生」。心身が疲れ切ってしまう前に休息をとりましょう。必要であれば転職も視野に入れて自分の働き方や生き方を見つめ直し、自分に合った環境を探していくことも大切です。

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