保育士がかかりやすい病気とは?
注意したい病気と対策方法

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保育士は、子どもと接することが多い分、病気にかかりやすいので、予防対策を徹底することが大事です。ここからは、保育士がかかりやすい病気と対策方法を紹介していきます。風邪をもらいやすい人や、体力に自信がない人は、下記の病気にかからないように十分気をつけてくださいね。

病気

1.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

新型コロナウイルスは2019年の終わり頃に発生し、2021年7月現在でも猛威をふるっています。年齢関係なく感染していくため、子どもから大人に感染して発症するケースも報告されています。ただ、子どもは大人に比べると、重症化するケースは少ないようです。登園する子どもの中にも、症状が軽くて感染したと気付かない子ども、発熱や咳が出ない無症状の子どもがいる可能性があります。感染しないためにも、手洗いとうがいはこまめに行いましょう。

予防対策のアドバイス

感染症を予防するには、石鹸と水で手を頻繁に洗うのが大事です。手首・指の間・爪を20秒以上かけて入念に洗い、手についたウイルスから感染しないように気をつけます。また、洗っていない手で、顔周りを直接触ることも危険なので止めてくださいね。

2.肩腱板損傷・肩腱板断裂

肩腱板損傷・肩腱板断裂は、肩の痛みを引き起こす病気です。肩の使い過ぎで起こるといわれています。肩峰と上腕骨頭の間にある肩腱板は、力が少し加わるだけで損傷しやすいため、子どもを抱き抱えたり、重い物を持ち上げたりする際には注意が必要です。損傷あるいは断裂したまま放置しておくと、骨が変形することもあるため、早めに病院で診てもらいましょう。

予防対策のアドバイス

日頃から肩のストレッチを行うと、肩周辺の筋肉を強化できて予防対策になります。ただし、既に傷ついている場合は、余計に酷くなるケースもあるので、医師の判断を仰いでください。

3.腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、お尻や足に痛み・しびれ・脱力感が生じる病気です。誰にでも起こる病気で、腰に負担をかけなくても発症するケースが報告されています。飛び出した椎間板が神経を押して、痛みや動きにくさを引き起こすため、痛み止めや炎症を抑える薬で症状を緩和させていきます。痛みが長引く場合は、手術が必要になるケースもあるでしょう。保育士のように腰に負担がかかりやすい仕事だと、重症化すると痛みが酷くて仕事にならない恐れがあります。直ぐに病院で診てもらい、症状が軽いうちに治療を開始することが大事ですよ。

アドバイス

実は、腰椎椎間板ヘルニアは、運動やリハビリでは飛び出た椎間板を小さくすることはできません。数カ月かけて自然に小さくなるのを待つか、手術をして小さくする必要があります。仕事が忙しくて放置していると、痛みが酷くなる恐れもあるので、思い当たる症状が出た場合はすぐに医師へ相談しましょう。

4.腱鞘炎

腱鞘炎になると、指の付け根に腫れ・痛みが起こります。保育士は指や手首に負荷がかかる仕事が多いため、腱鞘炎になる人が多いといわれています。指や手首にかかる負担を軽くにするには、サポーターやテーピングを使用するのがおすすめです。また、腱鞘炎を和らげる市販薬もあるので、痛みが気になり出したら直ぐにケアすると良いでしょう。あまりにも痛みが続くようであれば、整形外科で診てもらう必要があります。

5.おたふく風邪

おたふく風邪は、子どもから大人までかかるウイルス性の感染症です。小学校低学年までの子どもが発症しやすい感染症で、子どもから大人に感染するケースが多くなっています。かかると発熱・頭痛・倦怠感・耳下線部の腫れなどの症状が出て、大人は重症化する恐れがあります。一度感染した人はかかる可能性が低いですが、かかった事がない人はワクチンで予防しておきたいところです。

予防対策のアドバイス

保育士という仕事柄、子どもとの接触が多いので、おたふく風邪にかかる可能性は高いといえます。接触感染や飛沫感染するため、手洗いやうがいでは防げないことも。かかった事がない人は、定期的にワクチン接種をして予防しましょう。

6.溶連菌感染症

溶連菌感染症は、感染力が強く、子どもから大人にうつるケースも珍しくありません。飛沫感染すると言われているので、手洗いやうがいをするのが重要なポイントです。喉や扁桃腺の腫れ、発熱や倦怠感が出るので、インフルエンザと勘違いされることもあります。感染が疑われる場合は、あらかじめ子どもと接する機会が多いと伝えたうえで、耳鼻咽喉科・内科を受診すると良いでしょう。

7.手足口病

手足口病は、子どもがかかりやすい感染症ですが、大人にもうつる可能性があります。手のひら・足・口の中に赤い発心ができるのが特徴です。夏に流行する感染症で、こまめに手洗いとうがいをして予防することが大事です。接触感染や飛沫感染をするので、園児が感染した場合は特に気をつける必要があるでしょう。大人が発症すると重症化する恐れがあるため、症状が出たら直ぐに内科を受診してください。

子どもと接する機会が多いからこそ注意しよう

保育士は子どもと接する機会が多いので、免疫力がつくまでは色々な感染症や病気にかかる可能性があります。日頃から手洗いやうがいをしたり、予防接種をしたりして、早め早めに対策することが大事です。

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