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離職率が高いといわれている保育士業。現在保育士として勤務している人の中にも、一度くらい退職を考えたことがある人もいるのではないでしょうか。とくに私立の保育園の場合、公立保育園に比べて離職率が高いというデータもでているようです。この記事では、保育士の離職率が高い原因と、転職の際の園見学で見るべきポイントについて紹介します。

保育士に多い離職の原因を大きくわけると「仕事量」「人間関係」「待遇」があります。
保育士の仕事は多岐に渡ります。「子どもと遊んで、ご飯を食べさせて、一緒に寝るだけでしょ?」なんて思われることも少なくありませんが、子どもと関わる業務のほか、書類や製作物などの雑務も多くハードです。一例を挙げてみましょう。
指導案は、さらに細かく「年間計画」「月案」「週案」「日案」と4種類も存在。このほか、園児一人ひとりの「発達の記録」もありますね。保護者との帳面のやりとりは毎日あり、クラスだより作成が順番でまわってきます。交通安全や避難訓練の企画書もあるため、書類にとられる時間はかなりのものです。制作物も、クラスのものから玄関装飾、イベントの大道具や衣装づくりなど、さまざま。日中は子どもとの活動がメインなので、なかなか雑務を終わらせる時間が確保できず、結局時間外の業務になってしまうことも珍しくありません…。こうした仕事量の多さが離職につながっているのも納得です。
人間関係が複雑なのも離職の原因です。上下関係が厳しいだけでなく、中にはパワハラが日常的に起こっているケースもあるようです。「新人なんだから」と雑務を押しつけられたり、「気に食わないから」ときつく当たられたりし、精神的に追い詰められてしまう人もいます。私立保育園では、家族経営をしている園もあり「身内ひいき」しているブラック園も存在しています。「子どもが嫌」ではなく「職員との人間関係が嫌」で退職する人が多数です。
保育士は勤務時間が長いです。シフト制ですが、前後で残業している時があります。たとえば、7:00の早番の際には、10分前には保育園に入り、カーテンを開けたり視診の準備をしたりします。雪の降る地域では、駐車場の除雪作業をしたりもします。遅番も同様です。子どもが全員帰ってから、戸締りの確認に、園内を一周します。全て時間外業務です。勤務上は「休憩時間」にあてられているお昼も、休憩する時間はありません。「ずっと保育園にいるような感覚」になる保育士さんも多いです。
給与・賞与が低いのも離職の原因でしょう。「保育士は低賃金」は当然のように言われていますが、上記のように「勤務時間が長く、仕事量が多い」にもかかわらず、平均給与は一般企業に比べて低め。手取りで20万満たないことも珍しくありません。仕事のハードさと給料が見合わずに、ほかの職種へと転職する人も大勢います。
保育方針が合わないと、やりがいがなくなり退職につながります。一人ひとりとじっくり関わりたい人もいれば、一緒に身体を動かしたい人もいます。保育園にも「個性を尊重する保育」と「社会性を身につける」ことに重きを置く保育園など、さまざまな方針があります。価値観が合わずに働き続けることでストレスが溜まり、「辞めたいな」と離職する人もいます。
転職の際には、園見学をしておきましょう。自分に合った保育園を見つけるために園見学は参考になります。見学で見るべきポイントを紹介します。
クラス内の雰囲気を見てみましょう。部屋に入らなくても感じます。直感で「なんかピリピリしてる?」と感じたら、見学のときだけ装っている可能性があります。反対に「子どもたちがゆったり過ごしているな」と感じたなら、保育者同士の関係も良好である場合が多いです。
玄関や部屋の装飾を見回してみましょう。いたるところに「手づくりの制作」がされている場合は、残業して作られている可能性大。一方、制作物がほとんどなく、生花や貝殻などの素材でシンプルな飾りがなされている園では、残業のリスクが少ない傾向があります。残業があるかないかは大きな違いです。ぜひチェックしてみましょう。
子どもへの声のかけ方や接し方をみましょう。職員の言動には、保育園の方針が関係しているケースも多くあります。たとえば、否定的な言葉を禁止している園もあります。職員の関わり方から、「子どもを第一に考えた保育」か「保護者受けねらいか」などが見えてくるでしょう。
保育士の離職率は高く、人手不足は依然解消していません。保育士を続けるには、自分に合った保育園を見つけることが重要です。「辞めようかな」と思ったときは、どんな保育園がいいか、希望を具体的にイメージしましょう。「ここだ!」と思える保育園に転職したいものですね。
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