保育士転職には新規開園予定の園がおすすめ?特徴と注意点
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保育士の転職活動中「新規オープン」や「新規開園」といった求人を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。オープニングスタッフと聞くと、魅力的な気がして応募したくなりますよね。今回はオープニング園の特徴や注意点を紹介します。
保育士転職における新規開園施設の特徴
オープニング園には、以下のように「新規ならでは」の特徴があります。
- 保育園の立ち上げに関われる
- 人間関係がフラット
- 採用されやすい
それぞれ見ていきましょう。
保育園の立ち上げに関われる
最大の特徴であり魅力といえば、保育園の立ち上げに関わることができる点です。保育室に必要な備品をそろえたり、壁面を製作したり、日課や今後の予定を話し合ったり…。「園の方向性」や「保育のやり方」なども、すべて1から自分たちで作り上げるため、やりがいを感じられます。今後の保育園のカラーや方向性の基盤は、オープニングスタッフによって決まることも珍しくありません。すでに経営している園への転職では経験できない、貴重な体験ができる点は大きいですね。開園初日は、達成感に包まれることでしょう。また、きれいな保育室、きれいな園庭、きれいなホールで保育を行えるのも魅力です。きれいな職場は気持ちよく、モチベーションが上がりますね。
人間関係がフラット
人間関係がフラットな面もメリットです。保育士に多い退職理由で常に上位にランクインしている「人間関係」問題。すでに人間関係ができている園へ転職すると、仲間外れや新人いじめ、派閥といった問題に直面することも多く、精神的ストレスで体調を崩す人もいます。
しかし新規園なら、人間関係作りも全員同じスタートラインです。和気あいあいとした人付き合いがしやすく、一緒に立ち上げを頑張ったことで団結力も上がるかもしれません。人との関わりが多い保育士の仕事は、コミュニケーションなしでは回せません。良好な人間関係が作りやすい環境は、新規オープン園の強みといえるでしょう。
採用されやすい
新規オープン園は、採用されやすい傾向があります。なぜなら、必要最低限の人員を確保しなければ開園できないからです。保育士には国が定めた「配置基準」がありますよね。
- 0歳児…保育士1人につき子ども3人
- 1歳児…保育士1人につき子ども6人
- 2歳児…保育士1人につき子ども6人
- 3歳児…保育士1人につき子ども20人
- 4歳児以上…保育士1人につき子ども30人
つまり、0歳児を多く受け入れる予定であれば、その分保育士も多めに採用しなければなりません。加えて、この基準は「最低限必要な人数」です。食事の配膳などもあれば、イヤイヤ期の子どもの対応などもあるため、実際にはもう少し多めに人数がほしいところです。
園の規模にもよりますが、園児の年齢や定員数に合わせて大勢の保育士も必要になるため、採用されやすいといえます。
新規開園の注意点
魅力ある新規オープン園ですが、大変な側面もあります。2点紹介します。
オープン前の準備がある
オープニングに関わる場合、事前準備があることが注意点としてあげられるでしょう。オープン初日に「初出勤」するわけではありません。スムーズに開園できるよう、部屋の環境設定やおもちゃの準備、玄関の装飾、ホールの掃除など、前もってしなければならない作業が山積みです。
事前打ち合わせを行うこともあるでしょう。オープン前は、これからの出来事に気持ちがワクワクしがちですが、事前準備に忙しい側面があることも知っておきましょう。
手探りでの運営になる
前例がない点も、新規園の大変なところといえます。全員が同じスタートラインにいるといった意味ではメリットですが、それぞれの人が今まで培ってきた保育のやり方や方向性はさまざまです。
トラブルの際や困ったことがあった場合、「こんな時どうしてた?」「今後はどんな風に対処していく?」と、手探りで方法を見つけていかなければなりません。園の方向性がある程度固まるまでは、みんなで悩みながら手探り状態での運営になることも覚えておきましょう。
転職したい!新規開園の保育士募集はいつごろ?
4月1日からオープンを考えている保育園の場合、3月ごろから事前準備が始まります。事前準備の前に面接や採用を済ませておく必要があるので、オープニングスタッフの募集は秋ごろになることが多いです。
とはいえ、必ずしも秋にしか募集していないわけではないので、気になる人はこまめに求人や情報サイトをチェックしておくといいですね。
まとめ
オープニングスタッフとしての勤務は、大変な部分も多いです。しかし、全員が同じスタートラインに立っているので、派閥などの人間関係問題はなく、みんなで協力して業務にあたることができます。人間関係に悩んでいる人や、物事に対して1から立ち上げて取り組むことが好きな人にとっては、絶好のチャンスといえるかもしれません。
製作や行事なども、職場の人間関係が良ければ乗り越えられることもありますよね。この機会に検討してみてはいかがでしょうか。