好き嫌いは子供の成長?楽しく食べてもらうために保育士ができる事

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保育士さんが日々のお仕事の中で困ることの一つが、子供たちの「食べ物の好き嫌い」ではないでしょうか。なんとか好き嫌いをなくしてなんでも食べられるように導いてあげたいけれど、その為に子供が食事することを嫌いになってしまっては本末転倒です。では保育士として、子供たちの食育にどう向き合ってあげたらよいのでしょうか。

好き嫌いは子供の成長~好き嫌いが起こる要因とは

一般的に子どもの好き嫌いが増えてくるのは、ある程度離乳食が完了し幼児食に移行していく頃とされています。好き嫌いがはっきりしてくると、今まで食べていたものでも食べなくなったりもするので、もしや自分に問題があるのではと悩んでしまう保護者の方も少なくありません。でも実は、この頃に好き嫌いが現れる要因は、子供の成長過程においてごく自然なことなのだそうです。では子供の好き嫌いには、子供ならではのどんな要因が隠されているのでしょうか。

要因① 口の機能の発達と、子供の自我の発達

子供の口は成長とともに、その機能を発達させていきます。離乳食の時期の子供は、まだ口の中に食べ物をとどめられず、口に入った食べ物を飲み込むだけです。ところが歯が生え始めると徐々に口の中に食べ物をとどめられるようになり、それと並行して味をしっかりと感じ取ることができるようになります。こうした口の機能の発達が、「好きな味」「嫌いな味」を子供によりはっきり認識させ、「好き嫌い」が生まれてしまうのです。また、口の機能の発達と同様に自我の発達も進むのがこの頃。「嫌い」「食べない」といった意思表示がでてくるのは、赤ちゃんから子供へと成長してきた証拠でもあるのです。

要因② 大人以上に味に敏感な子供の舌

私達は口に入ったものの味を、舌にある「味蕾(みらい)」というセンサーで感知しています。この「味蕾」ですが、実は赤ちゃんの頃には1万個も舌に存在するのに、大人になるにつれその数が減少していきます。そのため、子供は大人以上に味に敏感で、苦手な味を感じやすくなっています。成長して食べられるものが増えていく幼児期に、好き嫌いが生じやすいのは、鋭敏な味覚センサーを持つ子供ならではといえるのです。

要因③ 生き残るための「本能」が拒絶する味がある

子供には、本能的に生き残るために必要な味を見極める力が備わっています。例えば、子供は「酸味」や「苦味」のある食べ物を嫌う傾向にありますが、それは自然界においてそれらの味は「腐敗」や「毒物」を示すものだからです。そのため、命を守る本能が働いて拒絶してしまうそうなのです。「酸味」や「苦味」のある食べ物はよく「大人の味」と言われるとおり、子供の頃は本能的に「危険な味」と判断しても、経験を積んで安全なものとわかっていくことで、「好きな味」になっていくことも多いそうです。

要因④ ネガティブな経験で嫌いになってしまう

子供の好き嫌いには、「味が嫌い」という他にも、何かその食べ物に関してネガティブな経験をしてしまうことで、嫌いになってしまうこともあります。例えば、怖い顔をした親に無理やり食べさせられて嫌な思いをしたとか、食べたことでお腹が痛くなったなどの嫌な経験をしたことで、味よりも食べ物そのものを「嫌なもの」と認識してしまうようなことです。

子供の好き嫌い、どう対処していったらいい?

好き嫌いは子供の成長の証しでもありますが、やっぱりあまり食べなかったり食が偏っていたりすると、心配になってしまいますよね。そんな子供たちの好き嫌いに、保育士としてどう対処していったらよいのでしょうか。

無理に食べさせようとしないことが大事

好き嫌いの多い子供や、あまり食が進まない子供に対しては、まず「無理に食べさせようとしない」のが大前提です。好き嫌いの要因でも挙げましたが、大人が嫌がる子供に無理強いしてしまうと、それがネガティブな経験となってますますその子にとって食事が嫌なものとなってしまいます。そうしたことにならないよう、食事の時間に子供たち自身の「食べたい」気持ちを引き出してあげることが、大切になってきます。対処法としては例えば、

・テーブルの上に苦手な食べ物を置いておく(食べなくてOK

・見慣れたころに「一口だけ食べてみない?」と誘ってみる

・食べられたお友達を褒めて子供の自尊心をくすぐる

といったことを、子供のペースに合わせて気長に続けていくとよいそうです。時間はかかると思いますが叱ったり無理強いしたりせず、まずは子供たちに「食べるのは楽しい!」、と思ってもらうことが肝心です。「保育園で食べられたの!えらいね!」「おうちで食べられたの?かっこいいね!」など、保護者の方と連携して子供たちの「食べてみよう」という気持ちを、一緒に引き出してあげていくのも良いでしょう。

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