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保育士にとって、連休は日頃の疲れを癒す特別な期間。しかし、そのお休みによって子どもたちは「保育園に行きたくない」と、連休明けにイヤイヤを引き起こしてしまうことがあります。そこで今回は、連休明けの登園を嫌がる子どもたちへの対応ポイントを解説します。

1年を通してゴールデンウィークやお盆休み、シルバーウィーク、冬休みなど連休はたくさんあります。そのほか、祝日の関係で3連休があることも珍しくありません。いつも忙しく働く大人にとっては、連休が待ち遠しくて仕方がないのではないでしょうか?子どもたちも同じように、連休になると普段は行けない場所に遊びにいったり、祖父母宅を訪れて家族の時間を楽しんだりするはずです。連休明けには「早く保育園の友達に会いたい」と考える子どもや「家族と離れたくない」と泣いてしまう子など、その気持ちはさまざまです。
連休明けに子どもたちが保育園を嫌がってしまうのは、以下のような理由が挙げられます。
実は、連休明けを嫌だと感じるのは子どもただけではありません。保育園を仕事に置き換えてみると子どもの気持ちがよく理解できるのではないでしょうか?
連休明けには、幼児なら「〇〇に行ってきたよ!」「おばあちゃんと一緒に〇〇したよ!」などの思い出話が飛び交い、とても充実した連休を過ごしたことが伺えます。
乳児のなかには「保育園に到着した」と分かった瞬間大泣きする子どももいます。そこでここからは、連休明けに見られる子どもたちの姿をご紹介します。
子どもによっては、ママやパパのお仕事が休みだった連休が日常化し、保育園に行くことを嫌がって泣いてしまう子もいます。保育園での生活を忘れ、とにかくママやパパと一緒にいたいと思うのでしょう。
子どもたちのなかには、連休を使って旅行に行っている子も少なくありません。非日常のなかで生活リズムが狂い、寝不足になっている場合があります。
また、連休の最終日に思いっきり遊んで疲れていることも考えられます。そのような子どもは体が重く、動きがゆっくりになり、保育士が声をかけないと自分から動こうとしない姿も見られます。
今まで保育園でできていたことが、連休をはさんでできなくなることがあります。ママやパパに甘えていたのでしょう。
しかし、反対に「連休中にオムツが外れた」「連休中にお箸にチャレンジした」などの嬉しい変化があるのも連休開けの特徴です。
楽しかった連休の気持ちが抜けないことや、久しぶりに登園できた嬉しさから落ち着きがなくなっている子どもの姿も多く見られます。連休中に自分のペースで過ごしていた子どもたちは、決められた時間座っていることを苦痛に感じることも。また、集団行動ができなくなっていることもあります。
久しぶりにお友達に会えて嬉しい半面、関わり方を忘れてしまっている子どもも少なくありません。そのため、おもちゃの貸し借りなどのルールの認識の行き違いで、連休明けにケンカやトラブルが多くなる傾向があります。
連休明けの子どもたちは、さまざまな思いを抱えています。そのため、保育士は子どもたちが普段の生活リズムに戻れるよう、以下のような環境構成や声掛けに留意しましょう。
連休明けに泣いてしまう子どもは、保育園での生活に不安を抱えています。その不安に寄り添うため、保育士が抱っこしたり側で話を聞いたりできる環境の構成が大切です。とくに泣いてしまう子が多い乳児クラスには、いつもより多くフリー保育士を配置するなどの工夫をしましょう。
ママやパパと一緒にいる時間が長く、甘えたい気持ちが大きくなっている子も少なくありません。そのため保育士にたくさん甘えられるよう、連休明けの活動には触れ合い遊びを多く取り入れるのがおすすめです。
子どもたちは、それぞれ連休の楽しかった思い出を持っています。朝の会や保育士との会話の中でその話を聞き出し、子どもたちの連休への思いを受け止めてあげましょう。
寝不足や遊び疲れが現れる連休明けは、子どもたちの体調に十分留意する必要があります。早めにお昼寝に入るなどの個別の対応が求められます。
連休明けでナイーブになっている子どもを預ける保護者は、わが子のことをとても心配しているはずです。そのため、保育士は保護者に連休中の様子を聞いて体調を把握したり、保育園での様子を細かく伝えたりする必要があります。子どもたちが普段の保育園のリズムに戻れるまで、保護者のとの連携を意識しましょう。
今回は、連休明けに保育園で見られる子どもの姿や、その対処法について解説しました。とくに新年度が始まったばかりのゴールデンウィーク明けには注意が必要です。子どもたちが安心して登園できるよう、丁寧に関わってあげたいですね。
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