子供のごっこ遊びと保育士の関わり方

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幼児期の子供の代表的な遊びの一つに挙げられるのが、「ごっこ遊び」だと思います。しかしこのごっこ遊びは単に遊びという側面だけでなく、実は社会性を育むなど子供の成長にとって、とても大切なプロセスの一つになっていることをご存知でしょうか。

ごっこ遊びと子供の成長

ごっこ遊びとは?

「ごっこ遊び」は、幼児期の子供が大人のしていることやお話の世界を模倣したり、なり切ったりする遊びのことをいいます。大人の真似っこや、何かを別のものに見立てたりするこの遊びは、「幼児期に必要な遊びは、すべてごっこ遊びの中にある」と言われるほど、子供の成長を育む重要なプロセスの一つに挙げられます。日本の保育方針を示す最も重要な資料とされていある「保育所保育方針」でも、5領域のうち「人間関係」と「表現」の2領域にごっこ遊びについての記述があるなど、行政の認識においても子供の発達・発育に重要なものと捉えられているのです。

ごっこ遊びで育まれる子供の能力は?

子供がごっこ遊びを通して育まれることが期待される能力には、次のようなものが挙げられています。

 

・創造性(イメージを形にするための想像力や発想力)

・社会性(日常生活における役割や、社会のルールの認識)

・協調性、コミュニケーション能力(想像を共有するための協調性と言語能力の発達)

・思考力(イメージを形にするための工夫や模索)

・情緒の発達(なりきることによる他者の気持ちを思いやる力の向上)

年齢別★ごっこ遊びと保育士の関わり方

周囲の行動を再現する「ごっこ遊び」は、子供の年齢が上がっていくにつれその内容も変化していきます。それでは、子供の「ごっこ遊び」がどのように変わっていくのか、その変化に保育士がどうかかわっていったらよいのか、見ていきましょう。

1歳児~ごっこ遊びのスタート

1歳を過ぎると、周囲の動作を再現するようになってきます。例えば、長方形の積み木などを持って耳に当て「もしもし」というそぶりをしてみたり、絵本の中の食べ物を食べるふりをしたり…。そんな、日常のある場面を思い出して再現する「延滞模倣」こそ、「ごっこ遊び」のスタートとなります。

<保育士の関わりポイント>

再現遊びは日常動作の定着にもつながりますので、相槌を打ったり一緒に遊んであげながら、どんどんイメージを膨らませる声掛けをしていくのがポイントです。

2歳児~見立て遊びが発展していく

2歳児のごっこ遊びでは、おもちゃなどを別の何かに見立てる「見立て遊び」をするようになります。例えば、積み木を電車などに見立てて、「ガタンゴトン」など擬音をつけて動かすのも見立て遊びの一つ。また、「ゾウさんになってみよう」「今度は鳥さんに変身」など、自分を何かに見立てて、身体を使って表現するということもできるようになります。

<保育士の関わりポイント>

子供たちが見立て遊びをしやすいように、大きさの違う箱やおままごとの用具などを準備するなどして、環境を整えてあげることがポイントです。子供たちの想像力を膨らませるような声掛けをし、見立て遊びの世界を広げていきましょう。

3歳児~日常の経験が遊びに反映される

3歳になると、2人以上でする一般的な「ごっこ遊び」をするようになります。ごっこ遊びの内容も、おままごとやお店屋さんなど身近な経験が反映されたものや、テレビで見たヒーローやヒロインになりきる、といったものになり、これまでより模倣の精度が高いのが特徴です。

<保育士の関わりポイント>

観察力が養われてきて、役割分担から自他関係も明確になるこの頃のごっこ遊びですが、まだまだお友達とは「平行遊び」の時期で、一緒に遊んでいても実はそれぞれが一人で遊んでいます。そのため、おもちゃを多めに準備する、空間を広めにするなどして、物の取り合いなどが頻繁に起きないようにしつつ、同じ空間で遊んでいるという意識が生まれやすいようにしていきましょう。

4歳児~お友達と一緒にイメージを形にしていく

4歳になると、絵本や歌などからも想像力を働かせ、ごっこ遊びに取り入れることができるようになります。また言葉も発達し、ルールを守って遊ぶ「集団遊び」の中で、お友達同士のコミュニケーションも楽しめるようになります。ごっこ遊びも発展し、一人一人のイメージを受容しながら遊びを進めていくようになるのもこの頃です。

<保育士の関わりポイント>

遊び道具を自分で作れるようになるので、段ボールや画用紙、ソフトブロックなどの材料を準備し、その手助けをしてあげるようにします。子供たちの意見が対立した時は、自分たちで解決できるよう見守り、難しいときは双方の言い分を聞いて介入していきましょう。

5歳児~共通の目的を持って遊び方になる

5歳になると、お友達と一緒に共通の目的を持って何かしていくことに、喜びを感じるようになってきます。テーマや役割を話し合いで決めたり、相手の反応を予想したりすることもできますし、より本物らしく再現したいという欲求も強くなる時期になります。

<保育士の関わりポイント>

本物らしさをより求めるようになるので、その想いを目的に沿って具現化できるよう、素材や道具を準備することがポイントになります。また、年下の面倒を見ようという気持ちが高まっている年頃なので、ごっこ遊びに年少児を招いて一緒に遊んでもらい、その様子を見守るのも良いでしょう。

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