保育士資格が活かせる職場はどこ?
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「保育士として働いているけど、つらい」「保育園勤務はもう辞めたい…でも資格は活かしたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。いわゆるブラック保育園に勤めたことがある、という保育士さんのお悩みの相談を受けることがあります。結論からいうと、保育士資格は、保育園以外でも活かせます。保育園勤めに疲れたなら、1度違う職種に転職してみるのもいいかもしれません。今回は、保育士資格が活かせる10通りの職場を紹介します。
保育士資格を活かせる職場
保育士資格が活かせる職場には、以下のような施設が挙げられます。
- 乳児院
- 児童養護施設
- 障がい児施設
- ベビーシッター
- 保育ママ
- 学童保育
乳児院
乳児院とは、なんらかの理由で保護者との生活が困難な乳児を預かる施設です。長期間の入所のほか、一時保護やショートステイの乳児の受け入れもしています。愛着形成に重要な乳児期の子どもを預かるため、家庭的な保育を行っています。
児童養護施設
児童養護施設は、家庭の事情で子育てが困難な保護者の子どもが入所する施設です。子どもたちを保護し、生活習慣を身につけたり社会生活に必要なスキルが得られるよう、支援を行っています。
障がい児施設
障がい児施設とは、身体や知的・精神に障がいがある児童が利用する福祉施設です。入所型と通所型があり、子どもが抱える障がいの特徴や程度に応じて必要な支援を行います。障がい児施設では、保育士や介護士など、福祉に対する知識と包容力のある人が必要とされています。
ベビーシッター
ベビーシッターは、依頼主(保護者)の自宅で、保護者の不在の間子どもを預かります。子どもを預かり・見守るほかに、保護者の要望に合わせて、家事代行サービスなどを行うケースも多くなってきています。
保育ママ
保育ママとは、自分の自宅で子どもを預かる新しい保育形態です。基本的に保育ママ1人に対して子どもは3人までですが、他の保育ママと2人で行う場合は子どもを5人まで預かることができます。近年の多様な働き方に伴い、保育ママ制度を利用する人も増えてきているようです。
学童保育
「保育指導員」「放課後児童指導員・放課後児童支援員」として、小学1年生~3年生の学童を預かります。学校終了後や夏休みなどの長期休暇に預かりますが、時間が決まっているため残業は発生しにくいです。
保育士として働く以外に活かせる職場
保育士として勤務する以外にも、保育士の「知識」が活かせる職場は多くあります。たとえば、次のような分野でも保育士資格は役に立つでしょう。
- 子ども用品店
- 保育園の事務
- ピアノ講師
- 子ども専門写真館
子ども用品店
子ども用の服や靴などの販売も、保育士の資格があると活かせるでしょう。たとえば、保育士資格があると、子供の発達に関しての知識も豊富ですから、単に「1歳の子どもさんには、この靴を買われる人が多いですよ」というのではなく、「1歳の子どもの発達面からすると、底の柔らかいこの靴がいいと思います」というようなアドバイスができます。
靴を買う方は、その靴の具体的な良さを知り、そのアドバイスに耳を傾けることでしょう。保育士として勤務していなくても、保育士資格は活かせます。
保育園の事務
保育園の事務でも活かせるケースがあります。たとえばクラス担任に急な休みが入り、代われる保育士がいなかった場合です。保育士資格を持っていると、保育士として保育室に入ることも可能です。園全体の負担が少なくて済みます。普段は事務作業をしつつ、必要に応じて「フリー保育士」の動きも可能なのです。事務もできて保育士でもある人材は、保育園にとって貴重な存在と言えます。
ピアノ講師
ピアノが得意な人は、ピアノ講師もいいでしょう。ピアノは小さいころから習わせるのがいいとされており、3歳や4歳から習う子どもも少なくありません。子どもとの関わりに慣れている保育士がピアノ講師であれば、保護者から見ても安心できるのではないでしょうか。
子ども専門写真館
子どものシャッターチャンスを作るのは、難しいものです。しかし保育士は、子どもの興味を引く声かけや出し物を、一般の保護者より多く知っています。子どもが楽しく撮影できるようにするため、保育士の知識や経験が役に立つでしょう。
まとめ
保育士資格が活かせる職場は、保育園だけではありません。乳児院などの児童福祉施設や企業内保育園・ベビーシッターや学童保育など、多様な働き方があります。またアパレル業やサービス業など、まったく違う分野でも保育士の知識が活かせる場面は多くあります。今回例に挙げた施設は一部です。より多くの職場があるでしょう。さらに保育の知識だけではなく「製作」経験が役に立つ職場もあります。たとえばコンビニのPOP作りなどは、保育士が保育園でしていた制作経験を活かすことができます。保育園から同種の保育園への転職が嫌になることもあるでしょう。そんなときには「保育業務以外」の働き方を視野に入れてみるのもありです。自分の理想の働き方を見つけたいですね。