栄養士が保育園で働くメリットとは?必要なスキルも紹介

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施設の形態に関係なく、ほとんどの保育園で給食が出されていますよね。そこで活躍しているのが、栄養士や調理師です。子どもたちが健康的に過ごすために、バランスのよい食事は欠かせません。今回は、栄養士が保育園で働くメリットや、保育園で働くために必要なスキルを紹介します。

保育園の栄養士は食育の役割も担っている

近年は、ジャンクフードや偏食・朝食を食べないという家庭の増加を懸念して、「食育」に力を入れる保育園が増えてきました。子どもの心身の健やかな成長には、バランスのよい食事が必要不可欠です。また、食育とは空腹を満たすためだけではなく、「食に興味・関心をもつ」ことも含まれます。そのためキレイな彩り、旬の野菜、素材の味、野菜が育つ過程など、食に関するさまざまな知識や経験をもった栄養士が求められています。給食を通して、食育を積極的に進めていく役割を担っているといえるでしょう。

栄養士が保育園で働くメリット

保育園で働く栄養士のメリットには、以下のようなことが挙げられます。
  • 子どもに「おいしい」と言ってもらえる
  • 子どもの成長を近くで見られる
  • 定時で帰れることが多い
それぞれ見ていきましょう。

子どもに「おいしい」と言ってもらえる

子どもの反応は素直に出ます。「おいしい」と笑顔で言われるとやりがいを感じる栄養士は多いでしょう。「いつもおいしい給食を作ってくれてありがとう」と手紙をもらうことも珍しくありません。「明日もがんばろう」と元気をわけてもらえる点もメリットといえますね。また子どもたちから感想を聞くことで、次回のメニューや味付けに活かすこともできます。

子どもの成長を近くで見られる

子どもの成長を近くで感じられるのもメリットです。保育園で働く栄養士は、保育士とも情報を共有します。そのため「ピーマンが嫌いだった〇〇ちゃんが食べられるようになった」「偏食だった子が、なんでも食べられるようになった」など、子どもの成長を保育士と一緒に近くで感じることができます。嫌いなものを食べられるようになったことをきっかけに、保護者や保育士から「レシピを教えて」と聞かれることもありますよ。

定時で帰れることが多い

定時で帰れる日が多い点もメリットといえるでしょう。園によって異なりますが、基本的には、午後のおやつの片づけが終わり次第帰れます。献立作成や会議に参加する場合など、事務仕事を行う際は残業もありますが、それ以外は定時で退勤可能。保育士のように毎日残業に追われることはありません。

栄養士が保育園で働く大変なこと

栄養士が保育園で働くにあたり、大変なこともあるので紹介します。たとえば、次のようなことが挙げられます。
  • 小規模の保育園では、1人で食事の提供を行わなければならないため休みにくい
  • 予算内でのメニュー作りに一苦労する
  • 栄養士と調理スタッフを兼任する園では仕事量が多くなる
  • アレルギーのある園児が増えており、対応が大変
保育園の規模によっては、栄養士が調理も兼任することは少なくありません。少人数になればなるほど、業務が多岐に渡るため、負担に感じてしまう人は多いでしょう。

必要なスキルはある?

栄養士が保育園で働くために必要なスキルを厳選して2点紹介します。
  • アレルギーの知識・対応スキル
  • 他の職種の人とのコミュニケーション能力

アレルギーの知識・対応スキル

最近はアレルギー体質の子どもが増えてきています。1歳児1クラス15人で、食物アレルギーの子どもが3人いることもあるほどです。そのため、アレルギーに対する知識や対応能力が必要になります。
  • 別メニューの考案
  • アレルギー発作の程度の把握
  • 年齢に応じた調理方法の工夫
たとえば、「卵」のアレルギーを持つ子どもがいたとしましょう。「たまご」と一括りに言っても、ゆで卵やオムライスのように、卵そのもののみに反応する子もいれば、ハンバーグやとんかつなどの「つなぎ」にも反応する子など、さまざまです。「どの子どもが、何のアレルギーで、どの程度なのか」を把握しておかなければなりません。 また、子どもはときに大人が予測できない行動を起こします。万が一、発作が起きてしまったときの薬を保管しておくことも重要です。アレルギーに関しては、栄養士が積極的に保護者と連携を図る園もあります。

他の職種の人とのコミュニケーション能力

保育園には、栄養士の他に保育士・調理師・管理栄養士など、いろいろな職種の人が勤務しています。大規模保育園では、看護師がいるケースもあります。他の職種の人ともコミュニケーションをとり、情報を共有して協力していくことが重要です。園長と献立について予算の話し合いをする場合もあるかもしれません。保護者とやりとりする場面もあります。保育園で働く栄養士は、コミュニケーションスキルが必要といえるでしょう。

まとめ

保育園で働く栄養士は、アレルギー対応や献立づくりなどの大変さがありますが、子どもたちに「おいしい!」と言われたり、成長を近くで見られるやりがいのある仕事です。子どもの成長をサポートする面では、保育士と同じともいえますね。子どもが好きな人、食に興味がある人におすすめです。1度検討してみてはいかがでしょうか。

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