大規模保育園で働くメリット・デメリットと園選びのポイント
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転職を考えたとき「大規模保育園と小規模保育園、どっちがいいの?」と悩む人も多いのではないでしょうか。結論からいうと、どちらも一長一短です。「どちらがいい」というより、「自分に合っているか」がカギ。この記事では大規模保育園のメリット・デメリットや園選びのポイントを紹介します。
大規模保育園のメリット
大規模保育園は、子どもの人数が多いのはもちろん、行事なども多数行われるのが特徴です。
メリットを3つ紹介します。
やりがいを感じられる
小規模保育園でもやりがいは感じられますが、大きな達成感を感じられるのは大規模保育園といえるでしょう。なぜなら、子どもの成長を最大で6年間見守り、サポートすることになるからです。小規模保育園の場合、012歳児がメインですが、大規模保育園では0歳から年長クラスまであります。
年長になるまでの間にさまざまな保育士とかかわりながら成長しますよね。「泣いてばかりの赤ちゃんだったあの子が、こんなに優しい子どもになった」と成長を感じたときのやりがいは大きいものです。また運動会などの行事も規模が大きいので、終わったあとは「終わったー!」と達成感を感じられるでしょう。
比較的休みを取りやすい
保育士は全体的に休みを取りにくいですが、比較的休みをとりやすいのは大規模保育園といえるかもしれません。理由は職員の人数です。ギリギリの人数配置でまわしていても職員の母数が多いので、どうしても休みをとらなければならない場合には、誰かが代わりにクラスに入ってくれる可能性があります。小規模保育園の場合、代われる職員がおらず、他の職員の負担が増加するため休みにくいです。休んでも支障が少なくて済むのが大規模保育園といえるでしょう。
多くの子どもとかかわることができる
多くの子どもとかかわることができるのは、大規模保育園のメリットでもあり特徴でもあります。園には0歳児から5歳児まで100人以上の子どもたちが生活しており、優しい子どもや明るい子もいれば、恥ずかしがり屋な子もいます。さまざまな性格の子どもたちとかかわることができるのは大規模保育園ならでは。2歳児の子が0歳児の子どもを「赤ちゃん」と呼びお世話する姿は、なんともかわいいです。
大規模保育園のデメリット
メリットには、デメリットもつきものです。デメリットを紹介します。
体力が必要
大規模保育園のデメリット1つめは、体力が必要なところです。子どものエネルギーは無限。元気いっぱいの子どもたちについていくには、体力がいります。また保育園では手足口病や胃腸炎・インフルエンザなどの流行り風邪が流行りやすいです。「胃腸炎の子どもの嘔吐物を処理してから体調が悪い…」と移ってしまうこともしばしば。免疫力が落ちると風邪をもらいやすいので、免疫をあげるためにも体力が必要になります。
仕事の負担が大きい
仕事の負担が大きいこともデメリットですね。子どもの人数が多いということは、その分子どもに関わる書類や製作物が増えるということ。個人記録や帳面を書く量が増えます。誕生日カードを作る回数も多くなりますよね。加えて日々の業務もあり、行事は多め。作業が追い付かず残業したり家に持ち帰ったりすることもあり、負担だと感じる人が多数います。
人間関係が複雑
職員数が多ければ多いほど、複雑になるのが人間関係です。誰にでも「合う人・合わない人」は存在しますが、女性が多い保育園では顕著にでます。「お局」や「中心的存在」の保育士がいる場合はとくに、新人いじめや派閥などのトラブルが起こりやすく、巻き込まれて退職してしまう人も。子どもと同じで、人数が多い分さまざまな職員がいるのです。
保育園選びのポイント
転職するからには、もう失敗したくないと思うのが本音ではないでしょうか。保育園を選ぶ際のポイントを紹介します。
見学に行く
実際に保育園へ見学に行きましょう。見学に行くことで、求人票ではわからない雰囲気や保育方針を肌で感じることができます。以下のような点を見てみてください。
- おもちゃの清潔さ
- クラス内の雰囲気
- 職員の表情・声の大きさ
中でもクラスの雰囲気はよく観察してみましょう。子どもたちが伸び伸び過ごしている場合は、クラス内の雰囲気が良く職員の関係も良好なケースが多いです。一方「なんかピリピリしてるかも?」と感じたなら、案外直感が当たっています。
求人情報を見てみる
求人情報からわかることもあります。たとえば、「毎回求人募集がかけられている園」には注意しましょう。なぜなら人が定着しない園ともいえるからです。なんらかの形で保育士が不満を感じて辞めてしまう。結果、人手が集まらずに毎回求人をかけている可能性があります。
まとめ
大規模保育園のメリットについて紹介しました。大規模保育園は規模が大きい分、仕事量も多く毎月のように行事の準備に追われてしまいますが、やりがいも大きいです。卒園式には保護者より涙があふれてしまうことも珍しくありません。やりがいを感じたい・スキルアップしたい人には大規模保育園が向いているかもしれません。転職の際には見学に行き、自分に合った保育園を見極めましょう。